橋爪淳さんは、橋爪功さんとは無関係
橋爪淳さんの学歴と出身校についてご案内します。
橋爪淳さんは静かに上品に役者業を続け、「非・演技塾」を主宰するベテラン俳優さんです。
ちなみに著名俳優の橋爪功さんは、1941年生まれですから、1960年生まれの橋爪淳さんより年長ですが、さすがに親子ほどの年齢差ではありません。良くわからないので、「橋爪淳 父親」というWordが出てくるのも頷けます。
また、橋爪功さんの息子さんが俳優の橋爪遼さん(1986年生まれ)で、一時、遼さんのニュース報道が多かったため、少々間違われる局面もあったかもしれませんが、ともかく関係はありません。
橋爪淳さんは東京都の出身で、日大系列の高校から日大の芸術学部に進み、映画学科を卒業しました。
日本大学豊山高等学校 ⇒ 日本大学芸術学部
デビューの年から逆算すると、学生時代に映画『海峡』で俳優を始めたことになります。
主演が多くはありませんが、怪獣映画が好きで『ゴジラvsスペースゴジラ』で主演を務めたあとに、自分の意志で『ゴジラ FINAL WARS』へ出演するなど、こだわりのある俳優人生を過ごしてきた人物です。
時代劇が盛んだった時代には、「大川橋蔵の再来」と騒がれた時期もあったようです。
それにしても、出演作は多く、2023年だけを切り取ってみても、ドラマ『無用庵隠居修行』松田清四郎役や、映画『HOSHI 35/ホシクズ』への出演などがあります。
また2024年の大河ドラマ『光る君へ』では貴族の役での板についた演技が期待されます。
橋爪淳(はしづめじゅん)
生まれ:1960年10月13日
出身:東京都
1967年:(推定)小学校入学、7歳
1973年:(推定)中学校入学、13歳
1976年:(推定)豊山高校入学、16歳
1979年:(推定)日大芸術学部入学、19歳
1982年:『海峡』で俳優デビュー、22歳
1983年:(推定)大学卒業、『水仙の詩』相手役新人、大河ドラマ『徳川家康』小姓役
1987年:『若大将天下ご免!』初主演
1988年:『御宿かわせみ』主演。28歳
1994年:『ゴジラvsスペースゴジラ』主演、34歳
1996年:『渡る世間は鬼ばかり』立石一茂
1999年:大河ドラマ『元禄繚乱』片岡源五右衛門
2001年:『水戸黄門』柳沢吉保
2006年:『セーラー服と機関銃』星貴志 、『亡国のイージス』衣笠秀明、46歳
2014年:『終の棲家』片岡幹彦
2017年:「非・演技塾」開塾
2021年:『夏への扉 -キミのいる未来へ』松下功一
2024年:大河ドラマ『光る君へ』藤原頼忠、64歳
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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橋爪淳さんの出身高校は日本大学豊山高等学校
橋爪さんは日本大学豊山(ぶざん)高等学校の出身であることが知られています。
同校は、日大の「正付属校」であり、男子校です。
有楽町線「護国寺駅」から歩いて30秒というのは、むしろ歴史の結果と言うほうが適切でしょう。
というのも、明治5年に護国寺に設置された真言宗「宗学林」が同校の前身となります。さらに、戦後には学校本体が日大に譲渡されることになり、1952年には校名が「日大豊山」となりました。
日本大学豊山高等学校
所在地:東京都文京区大塚5丁目40−10
同校の出身者で現役で東京芸大のデザイン科に入ったのが、伊勢谷友介さん でした。
基本的にこちらの生徒は、日大には進学できるとされています。
橋爪淳さんは同校の著名出身者の1人で、他に日本画家の後藤純男氏らもいます。
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【日本大学豊山高等学校 大学合格実績】は「みんなの高校情報」によりますと、2023年の例で以下となっています。
日本大学 365名
明治大学 17名
東京理科大学 11名
中央大学 11名
法政大学 11名
青山学院大学 9名 など多数
ということで、圧倒的に日大に進んでいるようです。
淳さんもその1人でした。
橋爪淳さんの出身地東京都と出身小学校、出身中学校
橋爪淳さんの出身中学については不明ですが、上記の豊山高校には、中学からでなく、高校から入ったと見られます。
同じく出身小学校についても特に情報はありません。
すべて推測になりますが、護国寺の高校に通うのに可能な範囲の(かなり広いですw)都内のいずれかで小・中学校生活を送っていたと考えられます。
たまたまインスタにアップされていた、少年の頃の野球のユニフォーム姿の橋爪さんです。
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端正な少年で、自分については「全くの運動音痴な私」だったという書き込みがありました。
そう思ってみると、むしろ後年に、麗しい青年として活躍した俳優の萌芽を垣間見るような気がします。
橋爪淳さんの出身大学は日本大学
淳さんは日大系列の豊山高校から、そのまま日本大学に進学しました。
日本大学芸術学部
所在地:東京都練馬区旭丘2丁目42−1
日本大学は、繰り返すまでもなく多くの人材を輩出しており、特に芸術学部を出た多くの芸能人がいることでも知られます。
山口まゆさんも日大の芸術学部、映画学科を出たと推測されています。
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橋爪淳さんは、在学中に映画に出て、卒業後は早々に当時の大河ドラマ『徳川家康』に出るなど、時代劇分野での活躍が、大学生時代に少しずつ始まったようです。
略歴にあるように、1980年代は、『若大将天下ご免!』で初主演し、さらに『御宿かわせみ』でも主演するなど、着々と活躍が始まっていました。
ただし、このころは時代全体が、あまり時代劇主流でなくなっていったことも確かでしょう。
それとは別の分野で、ゴジラ好きの橋爪さんが、『ゴジラvsスペースゴジラ』で主演したことも運命的だったことでしょう。
この17日に34歳になったのですが。34歳というと、橋爪淳さんがスペースゴジラに主演された歳なんだよね。もちろん、僕は橋爪さんみたいにカッコよくないけど…。憧れた俳優さんの年齢に追いついてしまった想い…こんなカッコいい34歳にはなれなかったという想い…いろいろ複雑です(^o^;) pic.twitter.com/rKG77FzSKW
— プッチ (@hitogodzi) March 18, 2018
その後、息の長い活動をされています。
#橋爪淳 @Studio_Fuzios 1960年10月13日生🎂東京都出身。「非・演技塾」塾長。橋田壽賀子作品では、NHK大河ドラマ『春日局』やTBS『源氏物語』に出演。渡鬼・立石一茂役。#渡鬼人物録 #今日は何の日
画像:TBS『橋田壽賀子ドラマ 渡る世間は鬼ばかり』第3シリーズ第16回 pic.twitter.com/AIbFuq2oQK
— 渡る世間の片隅で (@watasumi_net) October 12, 2022
『渡る世間は鬼ばかり』にも気の良い夫として出演していました。
東日本大震災の混乱を経て、「非・演技塾」を開いたことも、演ずる側だけでなく、芸能界を俯瞰している視点があってのことに見えます。
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以上、簡単ですが橋爪淳さんの出身校についてでした。