シンガーソングライター、そして俳優
松下洸平さんの学歴と出身校について。
松下洸平さんはシンガーソングライターの出身で、今では舞台やドラマの活躍が目覚ましい俳優でもあります。2019年の朝ドラ「スカーレット」の出演で一躍有名になりました。
八王子市の出身で、地元の小・中を経て八王子市の都立片倉高等学校の出身。
画家である母親の影響もあり、絵を描いて美大を目指していましたが、高校の途中で歌手を目指すことになったのは、もはやよく知られています。
都立片倉高等学校 ⇒ 尚美ミュージックカレッジ専門学校
美術コースのある片倉高等学校から尚美ミュージックカレッジ専門学校に進み、ヴォーカル学科を卒業しました。
なお名称が変わったのが、2010年なので松下さんが卒業した当時の校名は「専門学校東京ミュージックアンドメディアアーツ尚美」でした。
2021年12月にはミニアルバム「あなた」を発売しました。
松下洸平(まつしたこうへい)
生まれ:1987年3月6日
出身:東京都八王子市
1993年:(推定)小学校入学、6歳
1999年:(推定)中学校入学、12歳
2002年:(推定)都立片倉高等学校入学、15歳
2005年:専門学校東京ミュージックアンドメディアアーツ尚美に入学、18歳
2008年:「ペインティング・シンガーソングライター」の洸平として活動、21歳
2009年:BROADWAY MUSICAL「GLORY DAYS」ジャック・モイヤー
2012年:『もう誘拐なんてしない』テレビドラマ初出演、25歳
2015年:『アドルフに告ぐ』アドルフ・カミル、28歳
2018年:『母と暮せば』新人賞受賞
2019年:『スカーレット』十代田八郎、32歳
2020年:『#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜』青林風一、33歳
2021年:『カメレオンズ・リップ』ルーファス、『最愛』宮崎大輝、『燃えよ剣』斎藤一、 「グルメチキンレース・ゴチになります!22」レギュラー
2022年:『やんごとなき一族』深山健太、『アトムの童』菅生隼人、35歳
2023年:『合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜』貴山伸彦、『いちばんすきな花』春木椿、『ミステリと言う勿れ』車坂朝晴、36歳
2024年:『9ボーダー』コウタロウ、大河ドラマ『光る君へ』周明、37歳
その他、出演等多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係に添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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松下洸平さんの出身高校は都立片倉高等学校
松下さんが東京都立片倉高等学校の出身であることは、よく知られており、FUNKY MONKEY BΛBY’Sのモン吉とともに、同校の著名出身者の一人となっています。
東京都立片倉高等学校は名前の通り、八王子市の片倉にあり、創立は1972年と、比較的新しい高校。大きな特徴は「造形美術コース」があることです。
また、吹奏楽部の全国レベルの活躍でも知られています。
都立片倉高等学校
所在地:東京都八王子市片倉町1643
同校の近くには東京工科大学や、日本文化大学があり、視界を広げてみると多摩美術大学も見えています。駅としてはJRの八王子みなみ野駅や、片倉駅が近いもよう。
絵の道を目指していた松下さんが、もしそのまま美術大学に進んでいたら・・
と、仮の話をしても仕方ないのですが、高3にして音楽へ目覚めたような経緯は劇的な高校生活だったと言えるでしょう。
ちなみに「みんなの高校情報」によりますと、【都立片倉高校からの大学進学実績】のなかには・・
東京造形大学や多摩美術大学、武蔵野美術大学、女子美術大学など、予想されるとおりの大学名が見られます。
さらに同校の公式サイトで発表している、「造形美術コース進路状況」によりますと、東京芸術大学や筑波大学芸術専門コースなどへの進学も見られました。
また公式サイトで紹介している造形美術コースの授業は以下となります。
造形美術コースは、1学年2クラス約80名ですが、美術の授業は20名前後で実施しています。(中略)1年では週6時間、2、3年では週10時間程度が美術関係の授業時間になります。
これによると高校生にしてかなり、美術に特化した勉強ができそうで、一学年に80名というのは、公立高校の美術コースの中でも多いことでしょう。
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『スカーレット』に陶芸家として出演した時は、ヒロインの夫、八郎として、作陶にも挑戦しました。陶芸と陶工について・・
「当時、僕は美術科にいたのですが、そこで何度か経験しました。
でもはるか昔のことですし、ここまで本格的にやったことはないので、一から学ばなければと思って、今年の4月ごろから徐々に撮影と並行してけいこをやらせていただいてます」
(https://mantan-web.jp/article/20191206dog00m200082000c.html より)
ということで、ものづくりが元々好きだった松下さんならではの試みが見られたそうです。
スカーレットの放映時期には「#八郎沼」という言葉が生まれたように、洸平さんの演じる人物の魅力に嵌るファンが多数いました。
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また高校時代にはストリートダンス同好会を作り、多くの女子部員が入ったという逸話もあります。片倉高校では吹奏楽部をはじめ文化系の部活も活発で、甲子園を目指す野球部もありますが、同好会については「現在はなし」という記載が見られます。
つまり、かつては同好会があり、その一つが松下さんの時代のストリートダンスの同好会だったと見られます。
松下さんが高校生になったのは、計算上から2002年のはずなので、20年ほど前のことですが、公式サイトを見ると、ちょっと足跡の残る学校のような気がしました。
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松下洸平さんの出身地、八王子と出身の小・中学校
松下さんが八王子市の出身ということは広く知られています。著名人の「八王子会」のメンバーに該当するとも・・
小・中学校時代、そして幼少期の松下さんは、母親のもとて油絵を学んでいたことがよく知られています。また得意なダンスは中学から始めたそうです。
ところで2021年3月25日に「徹子の部屋」に出演した時には、サプライズで母からの手紙が紹介され、徹子さんが代読しました。
15年程前進路を決める頃、突然歌手になりたいと言いました。(中略)
数日続く言い争い、それに伴う殺伐とした雰囲気……妥協案として、歌手として成功しなかった時のために何か資格を取得してからチャレンジしたらどうかと提案しました。
そしたら「この若さで人生に保険をかけたくない」と言いました。その言葉で反対することは諦めましたが、世の中を嘗めるなよと頑張れの半々の気持ちでした。
(https://dogatch.jp/news/ex/94880/detail/ より)
お母さんは手紙を「頑張ったね。これからも洸ちゃんを支えてくれる全ての方々に感謝しながら精進してください」と結んでいました。
息子を思う強い、そして適切な距離から見守ってきたように、優しい心遣いが感じられるお母さんです
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さて、松下さんの小さい頃に、具体的にどの小・中学校に通っていたか、 現在のところ、明らかではありません。
しかし、洸平さんのお母さんが、地域の方に絵を教えていたこと、ボディビルダーでもあったことなど、血筋からも幅広い豊かな才能が読み取れそうです。
八王子市の公式サイトによると、八王子市の小学校はザッと見ても、50、60校はありそうです(正確な数ではありません)。その中から、松下洸平さんの出身小学校を探す手立てはありませんが、いずれ、元気な、健康そうな少年のイメージが想像されます。
また、八王子市の私立の中学校は2022年現在、10校弱ほどありそうですが、とりあえず小学校はみつからないので、今のところ、公立校に通っていたと考えられます。
いずれにしても、あの手紙からも読み取れる賢明なお母さんに育てられる、賢明な少年の姿を想像しました。
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松下洸平さんは大学でなく、音楽の専門学校へ
上記のように、松下洸平さんは絵を描いて美術大学へ進学するより、音楽を学ぶ道を選びました。
進学した尚美ミュージックカレッジ専門学校(当時、専門学校東京ミュージックアンドメディアアーツ尚美)は、音楽・エンタテイメント分野の学校で文京区の本郷、後楽園の近くにあります。
公式サイトには、「音楽を仕事にするSHOBI」とあります。
尚美ミュージックカレッジ専門学校
所在地:東京都文京区本郷4丁目15−9
同校には制度として2年制と4年制とがあり、2年制の学科は10個並んでいます。
松下洸平さんの進学したのがヴォーカル学科。
他に、プロミュージシャン学科、ミュージカル学科、ダンス学科等があります。
細かい話ですが、学費は一年時の総計が、たとえばヴォーカル学科などで139万円となっています。一般的に私立大学の学費と同じくらいと考えてよさそうです。
蛇足ながら、たとえば多摩美術大学の一年時の学費は、油画で約194万ほどです。
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その後の活躍から、松下さんは、尚美ミュージックカレッジ専門学校の2年制に所属していたと考えられます。
すなわち、洸平さんは「ペインティング・シンガーソングライター」としての活動を2008年から始めています。
ペインティング・シンガーソングライターとは、その名の通り(?)自作の曲に合わせて、絵を描きながら歌うというシンガーソングライター。
約10年前、ペインティング・シンガーソングライター 洸平として活動していた頃の松下洸平さん。(シングルのジャケット写真)#あさイチ #プレミアムトーク #松下洸平 pic.twitter.com/Cf3tIWyj6j
— ひぞっこ (@musicapiccolino) December 13, 2019
なんと瑞々しい青年でしょう。。
当時の「専門学校東京ミュージックアンドメディアアーツ尚美」を卒業したあとの松下さんの経歴は、冒頭のとおりです。
年表的に見ると順調のようにも見えますが、当初は、地道な活動でした。
スカーレットに起用された頃から、インタビュー記事も増えています。
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朝ドラのオーディションにはこれまで3回、挑戦したが、書類審査で落選したこともあった。
1次審査より上の段階には行ったことがなかった。「自分に何が足りないのだろう。朝ドラに出演するにはどうしたらいいのか…」。
自問自答を重ねた。
(https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201912150001053.html より)
ご本人が「最初、音楽はまったく売れず、お客さんが4、5人のところでライブをしていました」というコメントも、この記事中で語っています。
たまたま、あれはNHKの朝か、お昼のスタジオ番組だったと思いますが、ご本人が、観客数人のライブで緊張して謳っていた、と語っているのを、聞いたことがあります。
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『スカーレット』も人気でしたがその後、2020年の『#リモラブ・・』でも味のある青年を、波瑠さんの相手役として好演。2021年の『最愛』は、かなり盛り上がったドラマでした。高橋文哉さんも共演。
吉高由里子さんの恋人として、影のある弁護士役の井浦新さんとともに、吉高さんを守り抜いた魅力的な刑事でもありました。学生時代の駅伝の選手として登場するために、役作りに走り込んだという逸話もありました。
2022年4月からの『やんごとなき一族』では土屋太鳳さんの相手役の深山健太として、また期待を集めました。
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昨今、『アサヒ生ビール〈マルエフ〉』のCMで「おつかれ生です」と語る優しい口調があまりに松下さんらしく感じられ、ドラマ出演中もあの口調を二重に感じてしまうのは、どうなんでしょう。。ご本人のせいではありませんが。
大河ドラマ『光る君へ』では越前編に登場なので楽しみです。
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以上簡単ですが、期待の実力派俳優として、さらに注目を集めている松下洸平さんの出身校についてでした。