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「絶対にできないことに挑んで恥をかく」つもりで俳優に
高橋光臣さんの学歴と出身校についてご案内します。
高橋光臣さんは、諸々のドラマ等で活躍中ですが、40代の中堅となりました。中学から大学までラグビーをやってきたことはよく知られています。
大阪の出身で、地元の公立中学から、ラグビーの名門である当時の「啓光学園高校」に進学しました。さらにラグビーの推薦で東洋大学に進学。
啓光学園高校 ⇒ 東洋大学
東洋大学では法学部の法律学科でした。
ご本人の言葉では「適当な理由で上京」して、東洋大学でラグビーをやっていたそうです。謙遜もあるでしょう。そして自分で言うところの「中途半端なラガーマンだった」そうです。
しかし、たまたまラグビーのある後輩が亡くなる事故を通して、高橋光臣さんは、壮絶な決心を抱いた様子。
それが、インタビューで答えていた「絶対にできないことに挑み恥をかくこと」でした。
そして、自分に無理なものは役者じゃないか・・というところから、養成所のオーディションを受けて、ついには役者に・・・というユニークな経緯が印象的です。
*このページの高橋さんの逸話は2022年の取材をもとにしていますので、ご本人の語られた中身から記録させていただきます。
高橋光臣(たかはし みつおみ)
生まれ:1982年3月10日
出身:大阪府
1988年:(推定)小学校入学、6歳
1994年:(推定)中学校入学、12歳
1997年:(推定)啓光学園高校入学、15歳
2000年:(推定)東洋大学入学、18歳
2004年:(推定)東洋大学卒業、22歳
2005年:『WATER BOYS 2005夏』でデビュー
2006年:『轟轟戦隊ボウケンジャー』初主演
2007年:『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』大国町光臣
2008年:『幻影〜ゲンヱイ〜』主演を
2010年:大河ドラマ『龍馬伝』山脇重吉 、『科捜研の女』
2012年:連続テレビ小説『梅ちゃん先生』松岡敏夫役、30歳
2014年:宮下ともみさんと結婚
2018年:『西郷どん』有村俊斎
2019年:『ノーサイド・ゲーム』岸和田徹
2021年:『リコカツ』青山貴也
2022年:『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』西野斗真、40歳
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
高橋光臣さんの出身高校は啓光学園高等学校
高橋光臣さんは、中学のときの進路相談で、前年度のラグビー全国大会出場校の高校名があるラグビーボールを見せられて、「どこが良いか?」と聞かれたそうです。
啓光学園といえばかつて、ラグビーに詳しくなくても名前を全国大会で聞くような、強豪校だったように思います。
意外にも高橋さんは、有名であることを知らずに学校名に自分と同じ『光』という字が入っているからという理由で、啓光学園を選んだとのことーー。
もっとも大阪府の枚方市にある啓光学園高等学校は、隣の摂津市で育ったと考えられる光臣さんにとって、地理的にも適っていたことでしょう。
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啓光学園・・という名前をラグビーのイメージとともに覚えている方も多いはず。しかし現在は学校法人常翔学園が運営する「常翔啓光学園中学校・高等学校」となっています。
まだラグビーについても、学校法人としては姉妹校となる大阪府の「常翔学園高等学校」のほうに力を入れているそうです。2019年の記事では、常翔啓光学園高校のラグビー部員数が12人! ということが驚きをもって伝えられる報道もありました。
高橋光臣さんが在籍した当時は1997年ころは、ラグビーの部員数が120人いたとのこと。
この話が出たのは、そもそも2019年に高橋光臣さんが『ノーサイド・ゲーム』にてトキワ自動車のラグビー部「アストロズ」のキャプテン岸和田徹役を演じたところから・・でした。
タイトルは『全国制覇7回名門常翔啓光学園ラグビー部員数がわずか12人に…ネット「知らなかった」「声も出ないほどの驚き」』でした(https://www.iza.ne.jp/article/20191128-M3TOKHDXLROSZL2ONWC3QSEWVQ/ より)
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ということで現在名は「常翔啓光学園高等学校」で、中高一貫となっています。
もともとは、枚方市に高校が現在の「大阪府立いちりつ高等学校」しかなかった1950年代に、聖クラレチアン宣教会の寄付なども受けて設立されました。
啓光の「光」という文字からも連想されるような設立経緯です。
常翔啓光学園高等学校
所在地:大阪府枚方市禁野本町一丁目13番21号
創立:1957年
同校はラグビーの強豪校として、当然のように多くのラグビー選手を生み出してきました。
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高校時代の高橋さんは、このように120名もいる大所帯の強豪校の一員として頑張っていました。
全国トップレベルの名門とは知りませんでした(笑)。
入部後は練習が死ぬほど苦しくて、もう嫌で嫌で仕方なかったです
(https://smart-flash.jp/entame/173122/より )
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また、「高校時代はBKでスクラムハーフとセンター、大学ではFWフランカー」だったと、2012年に『梅ちゃん先生』に出演して注目を浴びたころの取材で語っています。
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なお高校時代は、秋の地方予選には出たけれど、全国大会を前に骨折したため全国での試合には出なかった様子。
そんな悔しさもあって大学時代もラグビーを続けることになりました。
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高橋光臣さんの出身地の大阪府摂津市?と出身小学校、出身中学校
大学の前に、出身中学の話に戻ります。
高橋光臣さんの出身中学校は、摂津市立第五中学校であるとされています。
同校は大阪府の摂津市にあり、摂津市は淀川を挟んで、高校のある枚方市とは対岸の関係。上記の常翔啓光学園高校も、この学校から直線距離10キロ程度の関係となります。
出身中学校:摂津市立第五中学校
所在地:大阪府摂津市鳥飼新町1丁目10番1号
こちらの中学校の出身者として、プロ野球の立浪和義氏とともに、高橋光臣さんが並びます。ただしこの情報が出てきた経緯は、よく分かりません。
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さらに、同校に進むことになる小学校は、摂津市の「鳥飼小学校」か「鳥飼東小学校」の2校になるそうですので、おそらく、高橋光臣さんの出身小学校も、このどちらかであると推測されます。
ただし、今のところ推測の範囲です。
したがって大阪府の出身ですが、生まれたときから摂津市だったかは今のことろ不明。
出身小学校:鳥飼小学校 or 鳥飼東小学校
いずれも、第五中学校からは近隣の関係となります。
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なお、高橋光臣さんは中学からラグビーを始めたわけですが、最初は意外にも吹奏楽部でした。
「中学はシャ乱Qさんのファンだったので、サックスが吹きたくて吹奏楽部でした。
ところが中学2年のときにラグビー部が創部され、運動神経がよかった僕は顧問の先生にスカウトされて始めたんです」
(https://smart-flash.jp/entame/173122/ より)
創設時の先生がスカウトするくらいですから、よほど運動神経もよく、体格もがっしりしていたことでしょう。
そうして、上記の進路相談の話にあるように、啓光学園に進んだわけです。
高橋光臣さんの出身大学は東洋大学
大学はラグビーではなく一般入試で進もうと決意したものの、受験は全敗。東洋大学のラグビーでの推薦入試を受けることになった。
(同上)
ということで、高橋さんは、東洋大学に進学してラグビーを続けました。
ただ、こちらの記事を読むと、高橋光臣さんの率直な飾らない姿勢を感じると同時に、「受験は全敗」云々も、事実ではあるでしょうけれど、もろもろを、控えめにコメントしているようにも見えます。
当時のドラマ『池袋ウエストゲートパーク』の舞台が大学から近かったから・・というのも、動機に加えて語っています。
なるほど、言うまでもなく東洋大学は都心であり、池袋にも近くにあります。
東洋大学
所在地:東京都文京区白山5-28-20
東洋大学のラグビー部において、最初は「ビジュアルはロン毛の “ギャル男”」だったという高橋さんは、試合でも『あのロン毛、潰すぞ!』と狙われて危険を感じ、ロン毛は早々に止めたそうです。
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ここで、冒頭にある「たまたまある後輩が亡くなる事故」の話に戻ります。
不安と何もできなかった申し訳なさで初めて自分の心を抑えられないというか処理できなくなってしまって。
そのとき亡くなった後輩のために何かすれば……自分が恥をかけば心が収まるんじゃないかと思ったんです」
(同上)
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そんな心境の高橋さんはで2003年に公開された映画『ラスト サムライ』を観て衝撃を受けたと・・。渡辺謙さん(杏さんの父)はやはり偉大な方なのでしょう。
そうしてオーディションに挑み、歌えなくても踊れなくても挑戦し続け、やがて「役者」の道を歩むことになります。
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さて、4年で卒業したと計算すると卒業は2004年。2005年には『WATER BOYS 2005夏』でデビューし、翌年は『轟轟戦隊ボウケンジャー』で主演を務めましたから、このあたりはたいへん順調に見えます。
しかし『轟轟戦隊ボウケンジャー』のあと、仕事に恵まれず、バイト生活をしながらなんとか「暗黒時代」を乗り越えた高橋さんでした。
子役経験もなく、芸能界を目指して大学に行ったわけでもなく、しかし、特に強みがないような状態でも果敢に挑戦を続けた高橋さんは、結局、一般的な就職活動も就職もせずに、冒頭にあるように「絶対にできないことに挑み恥をかくこと」を成し遂げて、俳優になったのでした。
ちょっと凄いなというか、こういうことを出来てしまう人もいるのかな・・という素朴な感想が湧きました。
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連続テレビ小説『梅ちゃん先生』に堀北真希さんの恋人役で出演し、一気に有名になりました。
「中盤から出てきてヒロインにめっちゃ距離詰めるけど普通に別のやつとヒロインがくっつく」みたいなやつ、朝ドラでは結構あるけど
— 見事引き当てたケイ派のぬの人王 (@wakii_sakaitaro) December 13, 2022
一番印象的なのは梅ちゃん先生の松岡先生(高橋光臣:演)#むしろこっちが結婚相手でよかったやろってくらいいいキャラだったが pic.twitter.com/8so8qhzXjI
2014年1月に宮下ともみさんと結婚したときは、元日婚と、大々的に報道されました。
『ノーサイド・ゲーム』でラグビー選手を演じますが、これもオーディションで得た出演でした。
明日よる7時〜放送🔥日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」の高橋光臣さん・廣瀬俊朗さん・コージさん・村田琳さんが最強助っ人として緊急参戦🏉大泉洋さんから激をもらい絶対負けられない4人‼️とんでもない神パフォーマンスを魅せる! pic.twitter.com/nclcdpCo0k
— TBS炎の体育会TV🌈 (@taiikukaitv) August 9, 2019
記憶に新しいところでは2022年の『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』に出演したときは、半年ぐらい各地の海に通って、ダイビングの免許を取得して撮影に望んだそうです。
淡々と、しかし凄い努力を重ねている人物だと思います。
なお阿部寛さんについては、光臣さんが『梅ちゃん先生』に出演する際に、阿部さんの『結婚できない男』を参照するように言われて、参照しすぎて(?)一旦はダメ出しされて、高橋さんは落ち込んだという経過もあったとのこと。
しかし結果的に、クセのある「松岡先生」は大当たりでした。
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以上、簡単ですが高橋光臣さんの出身校についてでした。