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出身大学はランキングされたり、年収との関わりや、社長数が多い大学は?等々話題になります。芸能人や著名人の出身大学、出身高校はどちらか。大学情報、高校情報も併せてご案内しています。

早稲田大学

波岡一喜さんの出身大学と出身高校、一橋も合格して早稲田に・・・

俳優になりたいために受験勉強にも熱中した波岡一喜さん

波岡一喜さんの学歴と出身校についてご案内します。

波岡一喜さんといえば、数多くのドラマでお見かけし、マルチ的な活躍を続けている俳優さんーー。出演した映画やドラマの数が多すぎて、挙げきれない状態です。

「早稲田の政経」卒、というと固いようなイメージもありますが、じつは小学校のころから俳優になりたいと思っていたそうです。

そして俳優になるための選択肢を考えた結果、高校時代から演劇の学校に通い、上京を許可してもらうために東京の大学を目指して猛勉強ーー。結果的に一橋大学、慶應、上智などにも受かって早稲田大学に進学したのでした。

地元の公立中学を経て、地元の進学校からの早稲田でした。

大阪府立高津高等学校  ⇒ 早稲田大学

早稲田では政治経済学部。
のちに、大学の後輩にあたる弁護士を目指していた女性と結婚しました。

早稲田では「早稲田大学演劇研究会」に入り、その後、「文学座」の養成所にも通い、さらに舞台とバイトをしながら自主映画も撮り・・・結局大学はしっかり4年で卒業しました。(教授が特別に卒論を免除してくれたそうです)。

さらに木村拓哉さん主演の『プライド』でデビュー。
そして2005年の『パッチギ!』で有名になり、仕事が舞い込むようになったとのこと。

その後もずっと数々の役を演じており、2023年の大河ドラマも出演し、 着実な俳優生活が続いています。

波岡一喜(なみおか かずき)

生まれ:1978年8月2日
出身:大阪府

1985年:(推定)小学校入学、7歳
1991年:(推定)天王寺中学校入学、13歳
1994年:(推定)高津高校入学、16歳
1997年:(推定)上京し塾の寮にて猛勉強する
1998年:(推定)早稲田大学入学、20歳。早稲田大学演劇研究会に入る
1999年:「文学座」附属演劇研究所の夜間部39期生となる
2002年:(推定)大学卒業


2004年:『プライド』でドラマデビュー
2005年:『パッチギ!』モトキ・バンホー、『幻星神ジャスティライザー』
2006年:大学の後輩女性と結婚、28歳
2007年:『ちりとてちん』土佐屋尊健
2009年:『ドロップ』森木隆
2010年:『ゴールデンスランバー』田中徹 、32歳
2014年:『仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』、『ベイブルース 25歳と364日』主演

2016年:『火花』神谷才蔵
2017年:『わろてんか』月の井団吾
2019年:『地獄少女』工藤仁 、デジタル写真集『FOURTY』
2021年:大河ドラマ『青天を衝け』 川村恵十郎
2022年:『武士とその妻』原正盛 、44歳
2023年:大河ドラマ『どうする家康』本田忠真

その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。

 
 
 
 
 
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波岡一喜さんの出身高校は大阪府立高津(こうづ)高等学校 

大阪府立高津高等学校は旧制中学の「高津中学校」だった時代もある歴史の長い伝統校です。

大阪府立高津高等学校となったのは戦後の1948年で、現在の学科は普通科ではなく「文理学科」となっています。


なお有働由美子さんのページにもありますように、大阪府にはいわゆる進学校がひしめいています。
ご参考までに、以下は「みんなの高校情報」からの抜粋(暫定的偏差値)になります。

北野高校  公立 76
大阪星光学院高校  私立 76
天王寺高校  公立 75
四天王寺高校 私立 74
清風南海高校 私立 74
三国丘高校 公立 73
関西大倉高校 私立 73
清教学園高校 私立 73
桃山学院高校 私立 73
大阪教育大附属高校池田校舎  国立 72
大阪教育大附属高校天王寺校舎  国立 72
茨木高校 公立 72
大手前高校 公立 72
高津(こうづ)高等学校  公立 71

ということで、あまりに進学校が多いのですが、高津高等学校もレベルの高い高校の一つとなります。

大阪府立高津(こうづ)高等学校

所在地:大阪市天王寺区餌差町10番47号
創立:1918年

同校のすぐ東が真田山公園であり、やや北側には「真田幸村 出丸城跡 碑」も見られ、まさに歴史の舞台となった地域柄が見てとれます。

***

また最近の同校などのデータを総合すると
【高津高等学校の大学合格実績】(2022年の例)は以下となっています。

まず同校の公式サイトで、「令和4年度の入試結果」が大変良かったことが述べられています。

「現役で国公立大学に合格した生徒の数は、過去20年近くで1番多い数字となっています」とのことでした。上り調子のようです。

国公立大学
大阪大学 34人
神戸大学 27人
大阪教育大学 16人
和歌山大学 10人
京都大学 7人  
大阪公立大学 52人  など多数

私立大学
関西大学 166人
関西学院大学 144人
近畿大学 134人
同志社大学 123人
立命館大学 116人
同志社女子大学 10人
早稲田大学 4人  など多数

浪岡さんは早稲田に進学したわけですが、関西から都内の早稲田はそう多くはないものの、大阪大学の合格者数を見ても、ともかく全般にハイレベルの高校であることがよく分かります。

image

***

しかし、高校時代に波岡一喜さんは、自らのことを「ダメな高校生でした(笑)。言えへんことも多々・・・」と、語っていました。

これは2009年公開の映画『ドロップ』に出演後に、本校に寄せたメッセージの中でのこと。そして、将来何になりたかったか? という質問には、こう答えました。

僕、高校の頃から役者やってたんです。
16 の頃から芝居始めてたんで、中学がバスケ部、高校でもバスケをやってたんですけど、土日に試合やと、 オーディションなどもあったりで参加できへんことも多々ありましたね。夢にむかって頑張ってましたよ !! 

(https://www.osaka-c.ed.jp/kozu/e.news/namioka.html より)

進学校でありながら、浪岡さんはもうすでに「役者」の道を決めており、オーディションなどを受けながら、高校時代を過ごしていました。

そもそも高校受験の前から、もろもろの選択肢の中から、そういった戦略を考えていたそうです。

「親に高校に入ったら俳優の学校みたいなのに行っていいかな、みたいな感じで言って、高校1年から養成所みたいな所に応募して」通った・・・というのですから、早々に物凄く明確な意思を持っている少年でした。

 
 
 
 
 
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ただし、これをやっていて俳優になれるのか? という葛藤はあった模様。

***

ではどうやって早稲田に入ったのか・・

一年間、横浜の寮付きの塾に入って猛勉強したとのことです。
高校の3年めを横浜で過ごすということはないので、上京してから浪人生活をしたということでしょう。

親からは、大学に入ることを条件に上京を許されたそうです。

僕はすごくアホで高校時代に遊びすぎていて勉強ができてなかったんです。それで自分でいろいろ調べて横浜にある学習塾の寮に入ることに決めて1年間お金出してくれと・・

 

(https://post.tv-asahi.co.jp/post-148451/ より)

その寮にて、
「すごくしんどかったんですけど、毎日10時間勉強すると決めて毎日ひたすらやっていたら偏差値がどんどん上がって」・・・ということで浪岡さんは、この「一年くらい勉強というものをやってみるのもいいんじゃないか」と頑張ったとのこと。

それで全部受かりました。早稲田、慶應、上智、一橋、立教 

(同上)

浪岡さんについては、「一橋を蹴って早稲田に・・」という表現を複数、見かけます。実際そうなのですが、そして受験生の視点からすると、ちょっと待って・・と言いたくなるような贅沢な話だと思いますがー。

ーー結局、早稲田に進みました。続きは大学の項目にて・・

波岡一喜さんの出身地大阪府と出身小学校、出身中学校

波岡一喜さんは大阪の出身で、自身のアメーバブログのなかでも「天王寺が地元」と語っています。

たとえば『ちりとてちん』に土佐屋尊建役で出演したころの、2008年3月のブログでは、映画の撮影で大阪に向かっていること、友人の結婚式があって本当は出たいけど難しいかな・・のようなことを書いておられました。

そして出身中学は、大阪市立天王寺中学校であると「思い出こみゅ」のページでは示されています。

それ以外に直接的な情報ソースは確認できていません。しかし、天王寺が地元で天王寺中学の出身ということには矛盾がないので、おそらく正しい情報でしょう。

出身中学:大阪市立天王寺中学校

所在地:大阪市天王寺区北河堀町6−20

すぐ近くに大阪教育大学附属天王寺中学校もあり、さらに、見覚えのある中学・・「四天王寺中学校・高等学校」も見えます。

なぜ見覚えがあるかというと、高畑充希さんの出身中学でした。
高畑充希さんは受験してこちらの中学に通い、しかし高校からは上京して都内の高校に移りました。

***

大阪市立天王寺中学校は、設立は戦後の1947年。ユニークなのはこちらの中学に「夜間部」が設けられたことです。

すなわち、通信教育部と夜間学級があり、これらは戦後の混乱期に義務教育を受ける機会を失った学齢超過者の方向けにとられた対応でした。

出身者には、かつてのアナウンサー、福留功男氏などがいます。

おなじ天王寺区ですから、府立高津高等学校ともほんの数キロの距離となります。

***

中学時代の波岡一喜さんは、上記のように部活はバスケットボールをやっていました。

しかし、小学校のころ(小学校5年ころ)から漠然と俳優になりたいと思い始めていました。

そして皆が「俳優になれるはずがない」というなかで、中3のころにはそういう道に進んでみるのもいいかなと、思い始めたそうです。

ということで、上記の高校時代の「俳優の学校」に通うことに繋がります。

 
 
 
 
 
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***

もともと一喜さんは、どんな少年だったかというと、幼児の、保育所の頃は虐められたこともあったけれど、小学校に入る時に大きな転換があったもよう。

「引っ越して住んでいる区域が変わったんですよね。それで小学校に入るまでの間にちょっと(心身を)鍛えたといいますか、すごく強くなったんですよ。
親同士が知り合いの子どもが僕の一つ上とふたつ上だったんですけど、その2人がすごく強かったので、強くなるコツを教えてもらって。それで小学校1年生から急激に強くなったので、そこからは気も強くなって、すごく活発な男の子に変貌したんです

(https://post.tv-asahi.co.jp/post-148451/ より) 

ということで、活発な小学生になりました。

また、小学校5年の時に初めてドラマを見て、それが当時の人気ドラマ『東京ラブストーリー』でした。そこで一喜さんは、ブラウン管の向こう側はもっと面白いのではないか・・と思ったそうです。

ちなみに波岡一喜さんの出身小学校は、いまのところ、明らかではありません。
ただし「天王寺中学校」に進むことになる児童のいる小学校は、大阪市立の「天王寺小学校」と「大江小学校」と「聖和小学校」ということは分かっています。

image

したがって、おそらくこれらの3校の一つだと想定されます。仮に天王寺小学校だとしたら、200〜300メートルの距離で、四天王寺中学校の目の前、ということになります。

波岡一喜さんの出身大学は早稲田大学

上記のように、波岡一喜さんは寮に缶詰状態で受験勉強に集中しました。

確か学費込みで…まあ、だいぶ高かったと思うんですけど、1年で大学に入るからって言って家を出たという感じです。

(同上)

高校時代は勉強しなかったというのですが、やるときにはやる、その集中力はずば抜けているということでしょう。

ここでご本人のブログから、早稲田大学を選んだことについて・・(アメブロから引用します)。

まずなぜ早稲田大学政治経済学部に
進学したのか❓
まぁ簡単に言えば受かったからなんですが😆
国立の一橋大学も受かっており
高校の先生からは
当然一橋大学やと言われました😅
しかし僕のそもそもの
大学進学の動機が
俳優になるためであり
俳優になるために東京に出て行くための
親の条件が
大学進学やったからなんです😊 

 

(https://ameblo.jp/namioka-kazuki/entry-12749768271.html より。改行は少々変形させていただいています)

ということで東京であればどこでもよかったそうですが、俳優になるための大学進学で、俳優を多く輩出していた早稲田を選んだとーー。

また当時の日銀総裁が一橋出身の速水さんで、日銀に入りたいのなら一橋を選ぶかもな・・と考えたことを覚えているそうです。

このように早稲田の政経に進みました。

その1年が浪人時代で、早稲田への入学は1998年と見られます。

そして大学2年の時に「文学座附属演劇研究所夜間部39期生」になるということと(勝手に計算すると)年数も合っています。

早稲田大学

所在地:東京都新宿区戸塚町1丁目104

大学に入って初めは、早々に「早稲田大学演劇研究会」に入りました。

そのころ堺雅人さんが劇団「東京オレンジ」にいました。ちなみに堺雅人さんと浪岡さんは、意外にも5歳だけの違いで堺さんが年長です。

「早稲田大学演劇研究会」は100人に5人しか残らないと言われる「しんどすぎる」ところだった模様。

そして松田優作さんの足跡を辿りたい気持ちもあって、浪岡さんは文学座の養成所にーー。

image

さらに文学座は「お前みたいな不良はうちには合わない」と言われたこともあって、1年で辞めて次にーー。

という目まぐるしいような経緯を辿って、波岡一喜さんは事務所に所属してしっかりと役者を続けてきました。

***

映画『パッチギ』ではのちに振り返って「地獄の2ヶ月」というくらい厳しい撮影現場だったそうです。

井筒和幸監督の毒舌と厳しい指導に応えながら、浪岡さんは結果としてボンバー役で注目を集めました。

「なんとなく台本を読んでくるな、セリフを覚えてなんとなく来るな」と言われました。
一喜さんも小出恵介さんもボロボロに言われ、一方で沢尻エリカさんは何も言われなかったとかーー。

毎日「明日の撮影なくならないかな・・」と思っていたとのこと。
しかし、「この悪そうなやつは誰だ?」と思ってもらえ、その後の仕事のオファーをもらえるようになった一喜さんでした。

2021年の大河ドラマ『青天を衝け』 での川村恵十郎役も反響を呼びました。

2023年の大河ドラマ出演も注目されます。波岡一喜さんは本田忠真役で、キャッチコピーは「酔いどれサムライ」・・・流石です。

***

以上、簡単ですが波岡一喜さんの出身校についてでした。

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