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誰からも愛される本物のスター!羽生結弦さん
羽生結弦さんの学歴と出身校について。
羽生結弦さんは、言うまでもなくフィギュアスケートの金メダリストで、2018年2月には66年ぶりと言われる五輪連覇を達成した、まさに世界一のスケート選手と言ってよいでしょう。実際のところ2013年10月からずっと世界ランキング1位です。
ケガを乗り越えての再びの金メダルは日本中を沸かせてくれました。その精神力にも敬服します。
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よく知られているように仙台市(泉区)の出身で、地元の仙台市立七北田中学校から、スケートの強豪校東北高校に進学し、卒業後は早稲田大学の通信教育課程、℮スクールに進学しました。
東北高校 ⇒ 早稲田大学℮スクール
早稲田大学の通信教育課程の℮スクールについては無試験で入る等の情報も見かけましたが、正しくは書類選考と面接による入学試験です。
入学する学生の、卒業までいく率が半分程度と言われます。しっかり勉学することで、早稲田大学の卒業資格を得られます。
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羽生結弦さんの学生生活については、2017年4月の段階で早稲田の5年目という情報が確認されました。
いずれ、早稲田大学℮スクールは4年で卒業という前提とは異なりそうですし、羽生さんがいつ卒業するか自体は問題でなく、オリンピックも終わって、むしろご本人が望むなら勉学に励む時期を過ごされるのかもしれません。
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*このページはおもに2017〜2018年ころまでの情報を元にしていました。加えて2020年9月に早稲田大学卒業の情報がありましたので、その旨追記します。
羽生結弦(はにゅうゆずる)
生まれ: 1994年12月7日
出身:仙台市泉区
2001年:(推定)小学校入学、7歳
2004年:全日本ノービス(Bクラス)優勝、9歳
2006年:ミヤギテレビで天才スケート少年と特集される、11歳
2007年:(推定)中学入学、13歳
2008-2009シーズン:世界ジュニア選手権最年少で12位
2009-2010シーズン:JGPファイナル史上最年少総合優勝、世界ジュニア選手権優勝
2010-2011シーズン:四大陸選手権銀メダル、世界選手権の初出場で銅メダル
2010年:(推定)東北高校入学、16歳
2011-2012シーズン:ネーベルホルン杯シニアクラス優勝
2012-2013シーズン:全日本選手権初優勝
2013年:早稲田大学人間科学部eスクール入学、19歳
2014年:ソチ五輪金メダル
2013-2014シーズン:ソチオリンピック金メダル、世界選手権初優勝
2015-2016シーズン:グランプリファイナル3連覇、全日本選手権4連覇
2016-2017シーズン:グランプリファイナル4連覇
2017-2018シーズン:グランプリファイナル出場不可。
2018年:平昌五輪金メダル(通算1000個目の金メダル)
2020年:早稲田大学卒業
2022年:記者会見にて、今後プロのアスリートとして続けることを表明
戦績や受賞等は記しきれないほど多数に上ります
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
スケートを始めたのは4歳とのこと。決して身体が丈夫だったのではなく、喘息の持病があり、その克服がスケートを始めた契機の一つとされます。その後も喘息は完治してはいないようで、カナダで練習するようになり、環境が変わったときなども影響がありました。
#フィギュアスケート 男子シングル、金メダルは #羽生結弦 選手✨怪我からの復帰戦での素晴らしい演技で日本勢金メダル第1号
銀メダルは、#宇野昌磨 選手
銅メダルはハビエル・フェルナンデス選手ですおめでとうございます#平昌オリンピック #PyeongChang2018 #olympics pic.twitter.com/rPhn9XXXbr— オリンピック (@gorin) 2018年2月17日
羽生結弦さんの出身高校は東北高等学校
羽生結弦さんの進学したのは東北高校。
同校には小松島キャンパスと泉キャンパスがありコースによってキャンパスが異なります。泉キャンパスは、野球部の練習場にもなっています。ちなみに泉区は以前は仙台市でなく泉市でした。
東北高校
東北高校小松島キャンパス:仙台市青葉区小松島四丁目3番1号
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東北高校は高校野球でも度々名前を聞くように、スポーツに優れた私立高校。学校法人南光学園が運営し、男子校時代には通称「南光」が使われていたもよう。
野球の話になりますが、甲子園出場校として宮城県代表は「仙台育英」もよく見かけます。東北高校と仙台育英は30年以上も宮城県代表の座を争っているそうです。卒業生には、ダルビッシュ有さんはじめ野球選手もたくさんいます。もちろんフィギュアスケート選手が多数います。
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何と言ってもスケートではトリノオリンピック金メダリストの荒川静香選手がいて、1998年の長野オリンピックではフィギュアスケート日本代表が7人おり、そのうち4人が東北高等学校に在学の高校生選手だったというのは、なかなか驚異的です。
2018年の平昌オリンピックフィギュアスケートの解説は同校出身の本田武史さんでした。そういえば、ゴルフでも宮里藍選手は東北高校出身です。なんと錚々たるメンバーでしょうか。
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羽生さんの高校時代には、一部ではいじめにも遭ったようです。小さいときから「天才」と脚光を浴び、性格も穏やかな羽生さんですが、一方では本人にしか分からない葛藤もあったことでしょう。
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芸能人の方でも総理大臣でも、各々、人からは分からない苦悩を抱えているはずです。それは、世界的に注目される若い運動選手でも同じーー。という当然のことを、思い出しました。
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羽生結弦さんの出身地、仙台市泉区と出身小学校、出身中学校
羽生さんが著名人となり、母校を訪ねたり取材で子供のころを語る契機があると、幼少期のころ、東北高校に入るまでのことが、広く知られるようになってきました。
2018年の平昌五輪の時には、仙台市太白区の市体育館でパブリックビューイング(PV)が行われ、そのに母校の七北田小学校の児童たちが参加し、またその児童たちが作った、応援のメッセージカードが羽生さんの家族に届けられ、かつPV会場にも展示されたそうです。(河北新報20180年2月16日の記事より)。
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また日刊ゲンダイの記事(2014年)によりますと仙台市立七北田中学で3年のときに担任だった庄司先生のコメントが、以下のように紹介されました。
ひと言で言えば頑張りやです。スケートの大会に出るので学校は休みがちでした。
練習があるので塾にも行けない。普通なら勉強が遅れてしまいます。
彼は自分で問題集を買ってコツコツやっていました。遅れるどころか成績は良かったです。
(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/148346/ より)
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また学校を休みがちな分、来校時には掃除なども一生懸命にやって、しかしそれをアピールするようなことはなかったそうです。
このインタビューはソチ五輪で金メダルを取って、羽生結弦さんが「仙台人として、ボランティア、募金もだいぶ途絶えてきてしまっているので、何かきっかけになって、復興に対する一歩になってくれたら一番うれしいです」と答えた後の話。人柄が一貫しているのでしょう。
◯出身小学校:仙台市七北田小学校
所在地:仙台市泉区七北田東裏90
◯出身中学校:仙台市立七北田中学
所在地:仙台市泉区七北田東裏100
地図を並べるまでもなく、両校は同じ敷地内に建っている状態です。
たまたま、地図にも同校のPTAの掲げた「祝・羽生結弦選手」の幟が映っていました。
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ところで、この「七北田」の近辺には東北学院大学のキャンパスもあります。
泉市出身とされ、泉高校と東北学院大学を卒業したのが、女優の鈴木京香さんです。
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羽生結弦さんの出身大学は早稲田大学
結論として、羽生さんは、早稲田大学の通信教育課程の℮スクールに2013年に入学し、2020年に卒業しました。
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(↓この部分は、参考までにです)
早稲田大学の℮スクールは上記のように、通信制で公式サイトに次のように記されています。
早稲田大学人間科学部eスクールは、スクーリングを除くほとんどの課程をeラーニングで行う日本初の通信教育課程です。 2003年に始まり、これまでに1,200名以上の卒業生を送り出しました。
講義の受講をはじめ、BBSでの質問・議論、レポート提出や小テストまで、すべてインターネットでおこないますので、大学への通学が難しい方も自分のペースで卒業を目指すことができます。
つまり、入試の時期が通常の受験とは異なりますから要注意です。たとえば2018年4月に入学する実例でいうと参考までに以下の時系列。
出願期間 2017年10月16日~10月31日
一次選考合格者発表・二次選考案内 211月20日
二次選考入学検定料振込期間 11月20日~11月30日
二次選考(面接試験)12月9日、10日 一次選考合格者のみ面接
二次選考合格者発表 12月18日
入学手続き書類提出および科目登録 2018年2月5日〜20日
*参考までに記していますが過去のことですので、新規に受験される方は、必ずその年度の詳細をご確認ください。
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早稲田大学の℮スクールは学費も相応にかかります。単位料35,200円×登録単位数となるので、トータルするとそれなりの学費となるでしょう。
入学金は20万。奨学金制度もあります。正確な情報としては、http://www.waseda.jp/e-school/examinees/scholaship.html でご確認ください。
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早稲田大学 所沢キャンパス
所在地:埼玉県所沢市三ケ島2丁目579−15
通学ではないとして、所在地は所沢キャンパスになります。所沢のスポーツ科学部を卒業したのがお笑い芸人のハナコの岡部大さん。
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上記のように、羽生結弦さんは、2020年9月に早稲田大学を卒業しました。部門は「人間科学部通信教育課程」です。
主に練習拠点のカナダ・トロントからオンラインで受講していた羽生は、コロナ禍の今年は日本で論文を完成。
「フィギュアスケートにおいて、モーションキャプチャ技術はどれだけ使えるかっていうのと、どういうふうな展望があるかをまとめた論文です」
とテレビ出演した際に論文の内容を説明していた。
(https://news.yahoo.co.jp/byline/kiyoshimio/20201110-00207222/ より)
世界の注目を集める一方で、目の前のことをコツコツ重ねるような姿にあらためて感心させられました。
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そして2021年3月11日、羽生結弦さんのコメントが反響を呼んでいます。
「何を言えばいいのか、伝えればいいのか、分かりません」と書き出したメッセージは千文字を超える長文。フィギュアスケートの羽生結弦選手が東日本大震災10年に合わせ、コメントを寄せました。https://t.co/Mdpyw8hcJO pic.twitter.com/TFrFVv7ySl
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) March 10, 2021
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以上、簡単ですが羽生結弦さんの出身校についてでした。