長身でローマ人をも演じた阿部寛さん
阿部寛さんは長身の男優さんで、50代の円熟期を演じていると言えそうな、存在感のある俳優さん。2011年と2012年に女の子に恵まれ、2児の父となっています。
横浜市の出身で地元の小・中学校と県立高校を経て中央大学の理工学部に進みました。
神奈川県立白山高等学校 ⇒ 中央大学
中央大の理工学部では電気工学科を卒業。
高校卒業後に一年間浪人してから大学に入学しています。
阿部寛(あべひろし・本名)
生まれ:1964年6月22日
出身:横浜市神奈川区
1980年:(推定)白山高校入学
1984年:一浪後、中央大学理工学部入学
1985年:「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」で優勝
1987年: 映画『はいからさんが通る』で俳優デビュー
1992年:『チロルの挽歌』作業員C役
1993年:『熱海殺人事件 モンテカルロ・イルージョン』部長刑事役で主演
2000〜2014年:『TRICK』で仲間由紀恵と共演
2005年:『ドラゴン桜』桜木建二役
2006年:『結婚できない男』桑野信介役
2009〜2011年:『坂の上の雲』秋山好古役
2012年:『テルマエ・ロマエ』ルシウス・モデストゥス役
2015年:『下町ロケット』」佃航平役
2018年:『空海 -KUKAI』晁衡(安倍仲麻呂)役
2019年:「まだ結婚できない男」主演
2021年:「護られなかった者たちへ」笘篠誠一郎
その他出演多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。
ちなみに、ノンノボーイフレンド大賞受賞について某サイト(ウィキペディア)では1983年となっていますがそれは間違いで、正しくは1885年。(男の履歴書http://www.inlifeweb.com/reports/report_3956.html より+「non-no」のオーデション開催年度から)。1983年では、一浪後の1884年に中央大学に入った阿部寛さんの経歴とも矛盾してしまいます。
一時は高身長が裏目に出て、俳優デビュー後の数年、パチンコで生計を立てていたとされます。しかしヒントを得るために役名のつかない『チロルの挽歌』でに高倉健さんが主演する場面から学ぼうとした姿勢はさすがです。
「結婚できない男」が話題になった翌年の2007年11月に15歳年下の女性と結婚しました。
バブルのピーク時に高級マンションを手に入れたことで一時は億単位の借金を背負ったそうですが、20年ほどかけて完済したとのこと。
海軍少将時代の阿部寛 pic.twitter.com/RKQ6syU2lv
— いーぐる (@116teruduki) 2017年8月21日
【爆速】「#阿部寛 のホームページ」はファンが作ったものだったhttps://t.co/6bDxbSv2JB
後に公式になったという。「ファンの方が作ってくれたものだからこそ、すごくありがたいですし、これからも大事にしていきたいと思っています」 pic.twitter.com/k7Y7CBJy0N
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 24, 2019
阿部寛さんの出身高校は県立白山高等学校
神奈川県の県立高校、白山高等学校は緑区、旭区、保土ケ谷区にもまたがるような位置で、丘の上に建っています。
現在は普通科のなかに一般コースと、美術コースがあります。同校の創立は比較的新しく、1976年のことでした。
所在地:神奈川県横浜市緑区白山4-71-1
おもな出身者は、阿部寛さんの他に俳優の小松拓也さんらがいます。阿部さんは中央大学の理工学部に進んでいますから、この高校で美術コースではなかった、一般コースだったと考えられます。
高校時代には、陸上競技に打ち込んでいたとされる阿部さん。
高校生になっても毎年5センチくらい、身長が伸び続けたという羨ましいような長身ぶりです。
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ちなみに、小学校は横浜市立三ツ沢小学校、中学は横浜市立松本中学校ということで、白山高校を選んだのは特別な理由というよりは、地元の高校に進んだということでしょうか。
横浜市立松本中学校の所在地は横浜市神奈川区三ツ沢下町ですが、角田光代さんの通学した捜真(そうしん)女学校 中学部・高等学部もまた近隣に見えているという関係です。
阿部寛さんの出身大学は中央大学
阿部さんの父と兄がエンジニアということで、阿部寛さんは中央大学理工学部に進みました。
たまたま、姉が商品がほしいと応募した集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞で優勝し、モデルの道に進みます。
もしそれがなかったら、下町ロケットのように、エンジニアになっていたかもしれません。
中央大学の理工学部は、多摩キャンパスではなく後楽園キャンパスにあり、東京ドームにも近いまさに都心。
所在地:東京都文京区春日1丁目13−27
学生時代には軽いノリでテニスクラブに入ったり、普通の大学生だった面もあったようす。しかし2年目にはノンノボーイフレンド大賞を得ていますし、在学中にデビューしました。
その後の上記のように、売れない時期も超え、借金があっても返し、意外にも地道に苦労を重ねて現在の、安定した俳優さんの位置を築いてきたと言える阿部寛さんです。
テルマエ・ロマエではまさに「ローマ人」だった阿部寛さん。『TRICK』で仲間由紀恵さんとともに走り回るような姿も印象的でした。
『ドラゴン桜』も、受験のノウハウが現実的に参考になったという声もあり、『下町ロケット』ではまさに下町の父親でもありました。
阿部寛さんが、幅広いキャラクターを演じてきたことをあらためて思い出させてくれたのが、2019年の『まだ結婚できない男』だったように見えました。
最近、阿部寛のHPが重くなってるって聞いてたけど、確かに若干重くなってる気がする…全盛期だと、リンク踏む直前には開いてたような気がする pic.twitter.com/C83sms1e9J
— アメ (@amechan17391739) January 6, 2021
「阿部寛のHP」というのは、有名。懐かしい香りがします。ホームページビルダーでしょうか。それだけファンに愛好されている阿部さんです。