あと1単位の大学を捨てて俳優に・・
加瀬亮さんの学歴と出身校についてご案内します。
加瀬亮さんは、中央大学の卒業を目前にして中退し、父親で現双日の会長、加瀬豊氏とケンカして家を出たという方。
今では、多数の受賞歴に輝いています。生まれてすぐ7歳までアメリカで育ち、高校は神奈川県の松陽高校を卒業しました。
神奈川県立松陽高校 ⇒ 中央大学
中央大学では商学部でした。
中退時には、あと1単位ということで、父親の加瀬氏が反対したというのも一般的には頷ける気がします。しかしそれだけ演劇への熱意が真摯なものだったということでしょうか。
加瀬亮(かせりょう)
生まれ:1974年11月9日
出身:横浜市
1881年:(推定)小学校入学、7歳
1889年:(推定)中学入学、13歳
1990年:(推定)松陽高校入学、16歳
1993年:(推定)中央大学入学、19歳
1998年:事務所アノレの所属となる、24歳
2000年:『五条霊戦記』でデビュー
2003年:『アンテナ』初主演、29歳
2007年:『それでもボクはやってない』主演、『めがね』ヨモギ、33歳
2009年:『ありふれた奇跡』仲間由紀恵とW主演、『重力ピエロ』主演、35歳
2010〜2013年:『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜シリーズ』主演
2013年:『パンとスープとネコ日和』フクサコ
2014年:『自由が丘で 자유의 언덕 』 主演、40歳
2017年:『3月のライオン』宗谷冬司、43歳
2021年:『ミナマタ(Minamata)』アメリカ映画、47歳
2023年:『首』織田信長、『こころの時代-シリーズ宮沢賢治 久遠の宇宙に生きる』朗読、49歳
2025年:連続テレビ小説『あんぱん』朝田結太郎 、51歳
その他出演等多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
父親の仕事の都合で幼児にアメリカで過ごしたことで、帰国子女という華麗な子供時代を想像してしまいますが、はじめは日本語が不自由でいじめに遭った側面もーー。
大企業の経営者の長男が、中退して役者の道を選ぶというのは、かなり劇的な人生でしょう。
『PiCNiC』(1996年公開)などを観て浅野忠信氏に憧れ、浅野氏の付き人から経験して、2000年公開の『バトル・ロワイアル』の制作などのスタッフも経験しました。
個人的には『重力ピエロ』(原作:伊坂幸太郎さん)が、かなり印象的な映画でした。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
加瀬亮さんの出身高校は神奈川県立松陽高等学校
上記のようにアメリカ帰りで多少苦労した少年時代も過ぎ、横浜にある神奈川県立松陽高等学校に入学します。
高校時代のことは詳しく分かっていませんが、松陽高校は地元横浜において西部学区に属する高校でした。現在は学区制は廃止。
出身高校:神奈川県立松陽高等学校
所在地:横浜市泉区和泉町7713
・
同校は創立期には別の場所で、現在地に移転したのは1973年なので、加瀬さんはこちらに通学したことになります。
神奈川県立松陽高等学校の公式サイトで進学先を見ると、一例として卒業生274名のうち国公立大学15名、私立大学212名、合計227名が大学進学というデータでした。
【神奈川県立松陽高校の大学合格実績】は同校の公式サイトによりますと、令和4年の場合、以下となっています。
国公立大学
県立保健福祉大学 4名
群馬大学 2名
横浜市立大学 8名 など多数
私立大学
神奈川大学 61名
法政大学 20名
明治学院大学 17名
中央大学 13名
明治大学 12名
青山学院大学 12名 など多数
加瀬さんが大学に進学したのは30年ほど前になりますが、中央大学にも進学者がいる様子はあまり変わっていないと考えられます。
***
松陽高校という校名については、鹿児島県立松陽高校が鹿児島県内にあり、茨城県立取手松陽高等学校が茨城県に、岐阜県立本巣松陽高等学校が岐阜県にあります。
・
加瀬亮さんの育ったワシントン州と横浜、出身中学は不明
加瀬亮さんはよく知られるように、著名企業の日商岩井に勤務していた父の加瀬豊氏に伴い、7歳までアメリカで過ごしました。
加瀬豊氏は東大の経済学部出身。(日商岩井勤務、のち双日代表取締役社長)
生まれてすぐに7年間というのは、想像してみると、ものごころついた時の光景はまさに「アメリカ」だったのではないでしょうか。
住んだ地域はワシントン州のベルビュー市。人口は12万人くらい。
・
ベルビュー市
・
ざっくり言って、アメリカでもほとんどカナダに近い位置となります。ちなみにその北緯47度という緯度はかなり「北」。
・
パリが北緯48.5度、日本の北端の稚内が45.4度と、逆に言うと日本はかなり「南」です。ただし海流などの影響で、ヨーロッパ等では数値ほどに寒くはないのですがーー。余談でした。
ともかくシアトル近郊のこの街で7歳まで育った加瀬さんは、横浜に戻ってから、小学校時代も日本語がうまく話せなくて、カセをもじって火星人等々と悪口を言われたそうです。
#弟の日 ということで、思い出すのはこの作品。
映画『重力ピエロ』の岡田将生さん演じる、奥野春は
加瀬亮さん演じる奥野泉水の弟です。原作 伊坂幸太郎 『重力ピエロ』(新潮社刊)
(C)2009『重力ピエロ』製作委員会 pic.twitter.com/ZzF3iT3Ztz— アスミック・エース【公式】 (@asmik_ace) March 6, 2018
***
横浜だったことは明らかですが、上記の松陽高校に入学する前に、どの中学校に通学していたか。
いまのところ加瀬亮さんの出身中学、出身小学校のについて、特に情報はありません。神奈川県の中央部に住むという個人の方のツイートで、中学時代、加瀬亮さんと同じ学校だった等々存在しましたが・・
情報があれは追記します。
・
加瀬亮さんの出身大学は中央大学
加瀬亮さんが進学したのは中央大学商学部でした。
その学生時代に、舞台を観て役者を志したとのこと。単位があと1というのは、他人事でも惜しい気持ちが湧いてきますから、ご両親も大変だったかもしれません。
・
1993年に入学したと思われる加瀬さんは、1997年ころ卒業のはずですが、この1997年ころから演劇を学ぶようになっています。
冒頭にあるように、大学の残り僅かな単位を捨てて退学したという時期となります。
中央大学商学部は、多摩キャンパスにあります。
中央大学
所在地:東京都八王子市東中野742−1
・
上川隆也さんのページにもありますように、中央大学多摩キャンパスの最寄り駅は、「中央大学・明星大学駅」になります。
2014年には韓国映画『自由が丘で』での主演など、海外の映画でも活躍しました。またアメリカでの映画にも参加。
加瀬亮さんはあまりにも多くの表情があって、魅了し続けてくれます。
この投稿をInstagramで見る
**
存在感のある著名俳優さんながら、それ故というか、ファンとしては出演頻度が低いイメージがあります。
しかし2025年には朝ドラでその姿が見られるということでまた期待が高まっています。
ますますの活躍が期待される加瀬亮さんの出身校について、でした。