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野間口徹さん、「目立たない」ことを公言する役者さん
野間口徹さんは、出演作品があまりに多く「いつもお見かけする」俳優さんになっています。「映らなくていい」というその姿勢が道を開いたのかもーー。
北九州の出身で、地元の公立高校から国立の信州大学に進学しました。
福岡県立北筑高等学校 ⇒ 信州大学
信州大学では農学部でした。在学中に演劇を始め、卒業を前にして、芝居をしたいので30歳までは・・と親に相談し了解されたことから、役者人生が始まりました。
野間口徹 (のまぐちとおる)
生まれ:1973年10月11日
出身:福岡県北九州市
1980年:(推定)小学校入学、7歳
1986年:(推定)永犬丸中学入学、13歳
1989年:(推定)北筑高校入学、16歳
1992年:(推定)信州大学入学、19歳
1996年:(推定)信州大学卒業、23歳
1999年:コントユニット「親族代表」を結成
2006年:『弁護士 灰島秀樹』根本強兵
2007年:『SP 警視庁警備部警護課第四係』公安の田中一郎、34歳
2010年:『SP THE MOTION PICTURE』田中一郎
2016年:『聖の青春』谷川浩司、43歳
2017年:『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』 樫井勇輔、44歳
2019年: 『あなたの番です』細川朝男、46歳
2020年:『親バカ青春白書』大村教授 、『日本独立』昭和天皇役
2021年:『天国と地獄〜サイコな2人』 五十嵐公平、48歳
2022年:『ノンレムの窓「解約ゲーム』主演、『ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇』椛谷静司
2023年:『犬神家の一族』大山泰輔 、『それってパクリじゃないですか?』 熊井崇
2024年:『VRおじさんの初恋』主演、『侵入者たちの晩餐』刑事、51歳
その他、出演等多数。*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。
略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。。
しかし目立たないことを野間口さんは、むしろ意図しているような傾向があり、そこが偉大な俳優さんではないでしょうか。
映画『響-HIBIKI-』キャスト調べ④
— 旧まさ丸 @山﨑天🐢 @黒見明香🐼 (@bnmq71BQL9hoX7m) April 16, 2018
野間口徹さんはNHK連続テレビ小説、ゲゲゲの女房、おひさま、梅ちゃん先生、あまちゃん、とと姉ちゃんにも出演しているベテラン俳優ですね。1973年10月生れ。ボルダリングもやるスポーツマンですね。 pic.twitter.com/3CIzgLYtAY
野間口徹さんの出身高校は福岡県立北筑高等学校
福岡県立北筑高等学校は、設立が1978年という新しい公立高校。
偏差値のランキングでは、福岡県内の公立高校のうち、209件中の32位となっていました。福岡県は数が多いのでその数字のニュアンスはよく分かりませんが。
しかし、国公立大学へ100人ほど進学ということで、そういうレベルの進学校であることが分かります。野間口さんが信州大学に進んだのは、順当な進学だったのでしょう。
下記の「永犬丸中学」とじつは大変近く、アクセスの一つに、永犬丸4丁目バス停より徒歩7分とも記されます。
福岡県立北筑高等学校
所在地: 福岡県北九州市八幡西区北筑1丁目1−1
こちらの公立高校から徹さんは、信州大学に進学しました。
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野間口徹さんの出身地北九州市と、出身中学校
野間口さんの進学した高校は上記の北筑高等学校ですが、「北筑高等学校のmixiフォーラム」にて、「12期の野間口」さんのことが、中学校は永犬丸(えいのまる)中学だったとされています。
さらに、野間口さんはすでに有名人となり「北九州市立永犬丸中学校」の「著名な出身者」とされています。
永犬丸(えいのまる)中学校とは、ユニークな名前ですが、学校名という前に、筑豊電鉄の永犬丸駅があり、永犬丸東町とか、永犬丸西町とか、この一帯は「永犬丸」らしいです。
そして永犬丸中学校は、上記の福岡県立北筑高等学校から数百メートルの近隣でもあります。
永犬丸中学校
所在地:福岡県北九州市八幡西区永犬丸4丁目5−1
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(映っているのは徹さんではありません)
さて、この永犬丸地域ですが、住所のとおり、北九州市の八幡西区になります。新幹線駅の小倉駅などからはやや西に離れ、むしろ隣接する「中間市」と近いという関係。
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ところで北九州出身の方は意外と多いことに気が付きます。
リリー・フランキーさん、光石研さん、鈴木浩介さん、野田聖子さんなど。
特に光石研さんも鈴木浩介さんも、野間口さんと同じ八幡西区の出身となっています。
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細かい話になると、鈴木浩介さんの「浅川中学校」は八幡西区でも北のほう。
光石さんの「黒崎中学校」は、やや、小倉よりになります。
光石さんは、野間口さんより一回りくらい年長ですが、鈴木浩介さんが1974年生まれ、野間口徹さんが1973年生まれ。
まあ、同じ市内の同じ区にいても接点はなかったでしょうけれど、数百メートル圏内で暮らしていたはずで、著名人の子どもの頃の時代を想像すると、ちょっと面白いです。
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野間口さんの出身大学は信州大学、演劇に向いているかと勘違い(自称)
野間口徹さんは、信州大学の農学部に進学しました。
信州大学には以下の8学部があります。
農学部
経法学部
人文学部
理学部
医学部
工学部
繊維学部
教育学部
学生数はおよそ9000人弱。
出身大学:信州大学
所在地:長野県松本市旭3丁目1−1
信州大学といえば、俳優の佐藤二朗さんの出身大学となります。
佐藤さんは1992年に信州大学を卒業したとみられますので、ちょうど佐藤さんの卒業した時の春に野間口さんが入学したということでしょう。
野間口さんは、信州大学でどんな学問をしていたのでしょうか。
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北九州市の出身で、厳格な家庭に育った。
親戚はそろって教師で、自分も信州大学農学部で学びつつ、ぼんやりと教師になろうかと考えていた。
研究していたのは「羊に油を与えた時、血中脂肪酸の濃度がどれくらい変わるか、だとか……」。
教師でも立派に勤まったことだろう。しかし、大学での演劇との出合いが人生を変えた。
(読売オンライン2014年12月23日、「目立たず、長く、平均点…野間口徹」より)
たしかに農学部ですネ。
そんなふつうの大学生・・に見える青年がが、たまたま演劇にはまっていったそうです。
大学在学中に演劇をはじめたのは、「人が足りないから」という感じで呼ばれたのがきっかけなんです。
特に考えもなしにはじめたわけですが、意外なことにほめてくれる人が思った以上にいたんです。
それで、「向いてるのかな」と、勘違いしまして。・・(中略)・・・
(演劇Life2009年1月より)
ということで学生時代の2年目くらいで演劇を始め、上記のように両親に認められて30まで・・と、続けてきました。
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ご両親は教師だそうで、小さい時の教育も厳格だったので、少々意外な展開だったと、本人も思っている様子です。
さらにバイトも続けての役者生活でしたが、やがて俳優一本で暮らせるようになり、私生活ではお子さんも3人いるとのこと。
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主役の演技を受けることで、その役者さんをもっと輝かせることができたら、こんなに楽しいことはない。
目立ちたがり屋だったらとっくに芸人さんを目指しています。・・・(中略)・・・
この(脇役としての)立ち位置は、『サラリーマンNEO』でコントをやり始めてから、本気で考えるようになりました。
主役の生瀬(勝久)さんや沢村(一樹)さんがもっと輝いてくれるのなら、僕は画面に映ってなくてもいいくらいだった・・・
(シネマトゥデイ 2016年12月11日 野間口徹、脇役こそが生きがい!主役輝けば「映らなくてもいい」 より)
ということで、まさに、脇役に徹する姿が素晴らしいです。
しかしこのインタビューも、上記のものも、2016年、2014年と数年前のことです。2020年前後の野間口さんは、さらに、重要な役どころを担っています。
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ご本人が受けるか否かはともかく、主役の野間口さんドラマや映画も、もっと観てみたいことです。← その後『ノンレムの窓解約ゲーム』や、『VRおじさんの初恋』等で主演されています。
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以上、簡単ですが、野間口徹さんの出身校についてでした。