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造り酒屋の息子!佐々木蔵之介さん
佐々木蔵之介さんの学歴と出身校についてご案内しています。
佐々木蔵之介さんは、造り酒屋の息子であることに由来する「蔵之介さん」として大俳優への道を日々登っているように見えます。蔵之介さんは当初、家業を継ぐために大学を選んでいました。
洛南高等学校 ⇒ 東京農業大学 ⇒ 神戸大学農学部
佐々木酒造を継ぐために酒米の研究などをしていた佐々木蔵之介(本名:秀明)さんですが、神戸大学の学生時代に劇団の旗揚げに参加して以来、劇団の看板俳優として全公演に出演し活躍しました。
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(佐々木蔵之介さんの経緯は当初は不詳の部分もありましたが、京都の名門、洛南高校から一度は東京農業大学に入り、受験をしなおして神戸大学に入学したということが、インタビュー記事から明らかになりました)
大学卒業後は、今やベテラン俳優となるような活躍の場を広げてきました。
今では大河ドラマをはじめ各種の人気ドラマで、欠かせない顔の一人となっています。
佐々木蔵之介(ささきくらのすけ)
生まれ: 1968年2月4日
出身:京都市、3人兄妹の次男
事務所:ケイファクトリー
1974年:(推定)ノートルダム学院小学校入学、6歳
1980年:(推定)二条中学入学、12歳
1983年:(推定)洛南高校入学、15歳
1987年:(推定)東京農業大学農学部に入学(一浪後)、19歳
1988年:(推定)神戸大学農学部に入学、20歳。劇団「惑星ピスタチオ」参加。
1992年:(推定)神戸大学卒業、24歳。広告代理店「大広」に入社
1994年:広告代理店を退社
2000年:連続テレビ小説『オードリー』出演、32歳
2006年:『間宮兄弟』主演、38歳
2014年:『超高速!参勤交代』内藤政醇
2015年:『ソロモンの偽証』藤野剛、47歳
2017年:『ひよっこ』牧野省吾、49歳
2018年:『嘘八百』、50歳
2019年:『家康、江戸を建てる、水を制す」』大久保藤五郎、51歳
2020年:『知らなくていいコト』岩谷進 、『麒麟がくる』 木下藤吉郎
2021年:『ミヤコが京都にやって来た!』、『IP〜サイバー捜査班』、『科捜研の女 -劇場版』「君子無朋」公演中止、一般女性の方と結婚、53歳
2022年:『クロサギ』宝条兼人
2023年:『マイホームヒーロー』鳥栖哲雄、『シャイロックの子供たち』黒田道春
2024年:『グレイトギフト』白鳥稔、『Destiny』辻英介、『母の待つ里』室田精一、『光る君へ』藤原宣孝 、56歳
その他出演等多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。(大学入学の年次など一部修正しました)。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
\\ ギャップ写真に挑戦//#佐々木蔵之介 さんと #津田健次郎 さんで
— 『映画 マイホームヒーロー』公式 (@mhh_drama_movie) February 25, 2024
怖い表情&柔らかい表情の
ギャップ写真を撮影❤️
ノリノリなおふたりが可愛すぎます
撮影の様子は、
公式Instagramや公式TikTokをチェック#映画マイホームヒーロー
. ⚡️ pic.twitter.com/I1DSaVRJhp
佐々木蔵之介さんの出身高校は名門の洛南高等学校
洛南高等学校は中学校も付属していますが私立の高校で、設置しているのは学校法人真言宗洛南学園。学校は東寺の境内にあるそうです。
そういえば東寺を時間をかけて散策したときに、東寺に接して高校があったことを思い出しました。
京都の方には今さらかもしれません・・
洛南高等学校
所在地:京都府京都市南区東寺町559
洛南高等学校(洛南高校)は全国的にもトップレベルの高校です。京都にあって京大への進学者数は常に上位にある優れた高校。
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【洛南高校の大学合格実績】は、「みんなの高校情報」によると2020年の場合、
東大13名、京大64名、神戸大学16名などとなっています。
さらに立命館大学129名、同志社大学99名など、京都の主力進学校であることが如実となっています。
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ただし同校が中高一貫となったのは1985年のことで、佐々木さんが入学したあとのこと。また2005年からは男子校でなく共学校となりました。2014年からは小学校も別の場所に開校ーー。
洛南高校は現在、京都のトップクラスの進学校であることはたしかですが、このように法人としての努力が実って、時間をかけて進学実績も徐々に高めてきたという様子です。
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ところで進学校ということですが、ご本人はそこで、いわゆる勉学に燃えていたかというと、そうでもない様子。
洛南高校時代の自分を蔵之介さんは、2005年当時の三鷹市芸術文化センターのインタビューで、こう言っていました。「とても表に出るタイプではなかった」そうです。
その頃を知っている人は、僕が舞台に立つなんてことは考えられないと思います。
高校2年の時に、文系に行くか理系に行くかの選択があって、自分としては漠然と「経済学部にでも行こうかな」と思っていたんですが、母が「実家を継ぐという選択肢もあるよ」と言ったので、「じゃあ、継いでもいいよ」と…。それで、酒造りに役立つ農学部を受験しました。
(http://mitaka.jpn.org/calender/star/062i.shtml より)
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また、AERAdotの取材では2016年に、佐々木さんは高校時代に「成績はめっちゃ下のほうでした」とも語っています。
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佐々木さんの実家、京都の老舗の酒屋と出身小学校、出身中学校
ここで大学受験の前に、出身地の話に戻ります。
蔵之介さんの実家は現在、弟の佐々木晃さんが継いでいることはよく知られています。ところで佐々木酒造のある場所は、聚楽第のあった辺りだとか・・
いつも自己紹介のところで佐々木酒造です、と言ってもあまり皆さんご存じない感じなのですが、最近は俳優の佐々木蔵之介の弟です、というと結構知ってくださる方があって、うれしいような複雑な気分です。
まあ、そんなことで、大学では中国文学科だった私が嫌々酒屋を継ぐことになったわけです。(佐々木酒造 ごあいさつより)
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佐々木酒造
所在地:京都市上京区北伊勢屋町727
個人情報になりかねないのですが、こちらはあくまでも「佐々木酒造」の所在地です。
佐々木家の次男が蔵之介さんで、長男の方は東大卒の建築家という噂もありますが、いずれ酒造の分野ではありませんでした。
上記のように蔵之介さんは一旦は、酒造業を継ごうとしたけれど、結局は演劇の道に進み、三男さんの晃さんが継いだという形になるようです。
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さらに出身校については、著名人となった佐々木蔵之介さんの出身の小学校、中学校は以下であることが知られています。
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出身小学校:ノートルダム学院小学校
所在地:京都市左京区下鴨南野々神町1−2
名前の通りで、同校は京都ノートルダム女子大学のキャンパスにあります。
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出身中学校:京都市立二条中学校
所在地:京都市上京区 竹屋町通千本東入主税町911
こちらは名前から想像したように、まさに二条城に隣接するような公立中学です。上に見えている写真では、道の右側が二条中学、左側が二条城となっています。
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京都市内について個人的感想を言うとキリがなく、かつ蛇足ですが二条城の隣で勉強できるとは・・そして、東寺の境内で勉強できるとは、なんとも羨ましいような環境です。
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佐々木蔵之介さんの出身大学、まずは東京農業大学
佐々木蔵之介さんは、上記の経緯で一浪後に東京農業大学に入学しました。当時は佐々木酒造を継ぐという明確な目的をもって東京農業大学(私立)に進学したようです。
東京農業大学
所在地:東京都世田谷区桜丘1丁目1−1
東京農業大学は厚木キャンパスなどもあり広大ですが、本部は世田谷。
ちなみに農業大学が舞台となっている漫画『もやしもん』の大学は、東京農業大学であろうと考える人が多いそうです。しかし作者は、特定の大学は意図してないそうです。お酒づくりの話は、もちろん『もやしもん』に登場します。
東京農業大学のなかにはお酒関係を扱う「醸造科学科」があります。
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蔵之介さんは入学後、じつは早々に次の受験を目指して予備校に通い、勉強していたようです。公式のプロフィールに東京農業大学ということを明らかにしていないのは、そのへんの配慮なのかもしれません(個人の感想)。
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佐々木蔵之介さんの出身大学は神戸大学
佐々木蔵之介さんは、高校卒業後に一浪後に東京農大に入り、しかし中退して翌年、つまり普通の受験でいうと2浪したタイミングで神戸大学に入学したもようです。
(*以前このページでは、佐々木さんについて東京農大から神戸大学に「編入」としていましたが、上記の三鷹市芸術文化センターのインタビューの続きを見ると、編入ではなく受験をし直したと解釈できます。
また、2浪で入学したと推計すると、その後神戸大学を4年間で卒業して就職した年と、計算が合います。)
一浪して一度は東京の大学へ進んだのですが、もう一度次の年受験し直して神戸大に進学しました。
(http://mitaka.jpn.org/calender/star/062i.shtml より)
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神戸大学
所在地:兵庫県神戸市灘区六甲台町1−1
住所のごとく、海岸と並行して走るJRなどと、六甲山の間の「台」にある神戸大学です。
神戸大学の出身者には、落語家さんが複数います。桂枝雀さん、桂吉弥さん、桂そうばさんなど。各界で活躍する人物はもちろん多数で、政治家では高市早苗さんがいます。
ちなみに蔵之介さんが初めて主演した『間宮兄弟』には、なぜかのように(!?)母親として中島みゆきさんが出演していました。
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(2006年当時、w主演は塚地武雅さんでした。)
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佐々木蔵之介さんは、神戸大学に入った直後について、こう語っていました。演劇サークルを訪ねた時のことです。
東京では1年間、それなりに友人もできてはいましたが、受験し直すことも頭にあって、自分を狭めていたんですね。その反動の開放感もあったと思います。その場で先輩に「入るか?」と誘われて「はい。入ります」と言ってしまいました。
(同上)
そして翌年には劇団「惑星ピスタチオ」の旗揚げに参加しました。
また神戸大学入学当初について、『AERAdot』の記事では、こうも答えています。
それから神戸大に入って、もう受験勉強しなくてもよくなって、サークルの勧誘で演劇に出会ったんです。
(https://dot.asahi.com/wa/2016070100066.html より)
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一方で、卒業後に広告代理店に勤めたのも、家業を継ぐ意思があり、勉強の意味もありました。
それだけに、俳優を志した当初は父親の佐々木勝也さんは反対したそうです。一時は勘当のように父は蔵之介さんを拒絶したと、一部の週刊誌では伝えていました。
しかし、佐々木さんのその後の活躍には、父の佐々木勝也さんも目を細めていたそうです。「オードリー」という名の日本酒が発売されたとかーー。
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舞台俳優さんのオーラが、朝ドラ『ひよっこ』でも感じられる気がした佐々木さんです。その前の『ソロモンの偽証』での娘は藤野涼子さんでした。
佐々木蔵之介さんというと結婚というキーワードが頻出しますが、鶴瓶さんは彼は性格が真面目すぎて結婚できない、などとコメントしていました。(←追記)その後、2021年10月にご結婚を発表されました。相手は一般の方だそうです。
私も53歳の、もういい歳です。一人の生活があまりに長過ぎて、この先の生活が大きく激変することも望んでおりません。これからは夫婦で共に生きることになりますが、相手も落ち着いた歳なので、穏やかに過ごせれば、ゆっくり年を重ねることができれば、それだけです
(https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202110300001094.html より)
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2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』では佐々木蔵之介さんが藤吉郎(豊臣秀吉)を演じました。
このドラマでは信長が丸顔で可愛らしいくらいーー。一方の佐々木さん演じる藤吉郎が体格もよく貫禄もあり、なんともユニークなオーラを放っているようでした。
今回の藤吉郎、新しい秀吉像でしたね~
情報に通じ関白すらも「使えるかどうか」で判断する。陽気なお調子者と見えて裏では京を知り尽くしている。隠れた鋭さが端々から溢れている。
佐々木蔵之介さんに猿感はないよなあと最初は思っていたけど、こういう鋭さのある猿感とは。納得。#麒麟がくる pic.twitter.com/Sc32r6VSkT— たこら(低浮上気味) (@tacora1003) October 25, 2020
このドラマではあまりに個性のある「秀吉」像でしたが、佐々木さんの「秀吉」ならば、晩年の心細い境遇の太閤秀吉になっても、貫禄と気持ちの幅を見せてくれそうです。実際は秀吉の晩年は描かれませんでしたが。
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2023年の『マイホームヒーロー』も話題作でした。木村多江さん、音尾琢真さんも出演。2024年は話題のドラマに次々登場され、特に大河ドラマの『光る君へ』では、ヒロインに対して鍵となる人物(紫式部の夫)の一人、藤原宣孝(ふじわら の のぶたか)です。
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『光る君へ』の藤原宣孝は、ドラマに登場したころは予想もつかない様子ながら・・しっかりまひろ(紫式部@吉高由里子さん)と結婚しました。
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以上、佐々木蔵之介さんの出身校についてでした。