自主映画の女王と言われた室井滋さん
室井滋さんは個性派女優として、著書も面白く、存在感の大きな方です。富山県の出身で富山の県立高校を経て早稲田大学へ。
早稲田の在学中にシネマ研究会で活躍し「自主映画の女王」という呼び方は、この頃から来ています。室井滋さんの年齢は、1958年生まれなので2018年で還暦を過ぎています。
富山県立魚津高等学校 ⇒ 早稲田大学
早稲田では社会学部でしたが、7年で中退しました。
室井滋(むろいしげる)
生まれ:1958年10月22日
出身:富山県滑川市
1974年:(推定)高校入学
1977年:(推定)早稲田大学入学
1981年:『風の歌を聴け』(村上春樹原作)劇場映画デビュー
1982年:『パン屋襲撃』『闇打つ心臓』『刑事物語』
1984年:(推定)大学中退
1987年:「東京ブギウギ」 で歌手デビュー
1988年:『やっぱり猫が好き』(小林聡美、もたいまさこと共演)
1997年:『心療内科医・涼子』望月涼子役
1999年:『のど自慢』日本アカデミー賞優秀主演女優賞受賞
2000年:『進ぬ!電波少年』の司会を突然務める
2004年:『竜馬がゆく』坂本乙女役
2012年:喜劇人大賞特別賞を受賞
2014年:『花子とアン』安東ふじ役、室井滋のしげちゃん☆おはなしラジオ
2015年:「遺産争族」矢幡月子
2019年:「砂の器」山内和代
2020年:「七人の秘書」鰐淵五月
2021年:『大コメ騒動」清んさのおばば
その他出演、司会ナレーションなど多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。
長谷川義史さんの絵、室井滋さんのテキストという絵本がたくさんあります。 猫好きなのは有名。
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ちなみに長谷川義史さんは絵本作家で2017年で56歳。映画監督の長谷川和彦氏(1946年生まれ)とは別の方です。長谷川義史さんと室井滋さんは定期公演があり、人気だそうです。
一方、長谷川和彦氏と室井滋さんが同居しているという話がありますが、ご本人が言っているわけでないので真相は分かりません。
長谷川和彦氏は広島の、広大付属高校から東大へ進んで映画監督になり、しかし結果的に寡作で有名な監督。逸話の多い方ですね。
室井滋さんの出身高校は富山県立魚津高等学校
富山県立の魚津(うおづ)高校は1899年設立の歴史ある高等学校で、旧制中学の「魚津中学」だった時代もあります。
富山県立の、おもな進学校とされます。
昔と言いますか1958年には、全国高等学校野球選手権大会に初出場してベスト8に進出したという歴史もあるそうです。
所在地:富山県魚津市吉島945
魚津高等学校の出身者には室井滋さんの他に、東北大学教授の宇田新太郎氏、熊谷組社長の大田弘氏らがいます。
なお室井さんは高校時代、両親が離婚されたあとだったので、父と暮らしながら祖母の面倒を見るような生活をしていたそうです。
室井さんの故郷、滑川市
ちなみに室井さんの、出身地は富山県の滑川(なめりかわ)市であることはよく知られています。小学校時代、中学校時代は滑川市立の学校で過ごし、高校は隣の市、魚津市に通ったということでしょう。
室井家はもともと旧家で、造り酒屋だったそう。滑川市内には今も「旧宮崎酒造」などが史跡として地図にも記されています(室井さんの関係ではありません)。
滑川市と魚津市はともに日本海に面して内陸に広がる形で隣接しています。滑川市はホタルイカで有名。
室井さんは富山の故郷をこよなく愛し、東京でもずっと富山の魚を取り寄せて食べているそうです。
公式サイトを見ると、たとえば平成29年には「平成29年度北信越地区高等学校PTA連合会研究大会富山大会 記念講演(トークショー)」などにも参加されています。
(滑川漁港近辺)
室井滋さんの出身大学は早稲田大学
上記のように早稲田大学社会学部に進学し、結局は7年後に中退したた室井さんでした。
ちなみに室井さんの、どのエッセイに書かれていたか、書名は覚えていないのですが、ご両親の離婚や父親と暮らしたこと、その父が大学時代、3年くらいで亡くなられたこと・・等々、波乱に富んだ室井さんです。
(著書はじつに多数・・・ 室井滋さんの著書@アマゾン )
室井さんの父は、かなり個性的、破天荒?な方だっ様子。大学を辞めたことと、父親が逝去されたことは直接は関係はないと思いますが、見方を変えると、父亡き後の学生時代もあり、とうに自立していたということでしょう。
また、これも曖昧な記憶で恐縮ながら、早大時代のある時期は誰かの部屋の留守を預かる形で、結構長いこと、都心に住んでいた時期もあった模様ーー。
生活力というか、あっけらかんとした運の強さというか、そんなものを感じました。
所在地:東京都新宿区戸塚町1丁目104
早稲田では、入学式当日に演劇サークルに入ったというのは、有名なのでしょうか。「早稲田=演劇」というカラーは強く、室井さんの活躍もその一因となっていることでしょう。コメディーも難なくこなせる、クセのある役もなんのその・・という人物。
早稲田の在学中には、やはり自主映画に凝っていた内藤剛志さんとも共演しています。(長崎俊一監督、8mm映画『闇打つ心臓』)現在もう友人関係。
またやっぱり猫が好きみたいな1シチュエーションコメディ放送しないかな〜って思うけど
放送当時、もたいさん36歳、室井さん30歳、小林さん23歳。
この年齢で演技力とアドリブ力とギャグが出来る女優っているかな?って思ったらいないよね〜。
しかもこの年齢で三人とも大御所をネタにしてたしねw pic.twitter.com/HiPmFzteti— ときめき!ぺぱーみんとくらぶ (@tokipepaclub) January 3, 2019
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逸話が多く、この記事はまとまりがないのですが・・近頃読んだ本では、室井さんがロケ弁について語っていました。美味しいそうです。
以上、簡単ながら室井滋さんの出身校についてでした。