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西垣匠さん、フェンシング日本代表からミスター慶応、そして俳優に・・
西垣匠さんの学歴と出身校についてご案内します。
石川県の白山(はくさん)市で育った西垣匠さんは、地元の公立の小・中学校を経て、高校は金沢市の進学校、金沢桜丘高校に進学し、さらに指定校推薦で慶應義塾大学に進学しました。
金沢桜丘高校 ⇒ 慶應義塾大学
慶応では法学部でした。
在学中に「ミスター慶應コンテスト」で受賞し、少しの期間を経て、俳優としてデビューしました。『ドラゴン桜 』に出演した時は、ちらっと出演したヤンキーが慶応!と話題にもなりました。
その後も順調に出演作を増やし、昨今は若手でも特に期待を集める存在となっています。
西垣匠(にしがき しょう)(本名:西垣匠一郎 しょういちろう)
生まれ:1999年5月26日
出身:石川県
2006年:(推定)小学校入学、7歳
2012年:(推定)北星中学校入学、13歳
2015年:(推定)金沢桜丘高校入学、16歳
2018年:慶応義塾大学入学、19歳
2019年:「ミスター慶應コンテスト」でグランプリ、20歳
2020年:東宝芸能に所属、デビュー、21歳
2021年:『夢中さ、きみに。』ゲスト出演、『ドラゴン桜 第2シリーズ』岩井由伸、22歳
2022年:舞台『薔薇とサムライ2 海賊女王の帰還』、『アキラとあきら』 尾野、『みなと商事コインランドリー』、23歳
2023年:『時をかけるな、恋人たち』広瀬航 、『風間公親-教場0-』一色楓太
2024年:『春になったら』黒沢健、『土曜はナニする!? イケドラ』、『訳アリ女ダイアリー』内藤卓志、『マイホームヒーロー』榎木、『高額当選しちゃいました』今川優人、25歳
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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西垣匠さんの出身高校は石川県立金沢桜丘高等学校
西垣匠さんは石川県の公立高校、県立金沢桜丘(さくらがおか)高等学校の出身です。
1学年が360名という大きな規模の高校。普通科の中に、成績優秀者による人文科学コース、自然科学コースが1クラスずつ設けられていることも特徴的です。
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ちなみに石川県における各種の「高校偏差値ランキング」を見比べると、数値の表し方に違いはあるものの、トップ校として次のような高校名が挙げられます。(理数科や普通科の別などは略)
金沢泉丘高等学校
金沢大学附属高等学校
小松高等学校
金沢二水高等学校
星稜高等学校(普通科Aコース)
石川工業高等専門学校
金沢桜丘高等学校
金沢錦丘高等学校 ・・・
このように西垣匠さんは石川県で上位の進学校の一つ、金沢桜丘高校に進学し、慶応大学の指定校推薦枠に選抜され、無事に進学することができました。
大雑把に言うと、西垣さんは同校の中で成績の上位を保ち、指定校推薦枠に選ばれるくらい優秀だったと言えます。
出身高校:石川県立金沢桜丘高等学校
所在地:石川県金沢市大樋町16番1号
創立:1921年
同校の近くに、高校野球で有名な「金沢星稜高校」が見えています。
旧制中学の時代には名称が「石川県立金沢第三中学校」で、創立は大正時代のことでした。
同校は、現在、名前の通り桜が敷地内に680本ほど植えられているそうです。
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【金沢桜丘高等学校の大学合格実績】は、「みんなの高校情報」によると、2023年の例で以下となっています。
金沢星稜大学 124名
金沢工業大学 104名
立命館大学 65名
金沢大学 64名
京都産業大学 44名
富山大学 41名
近畿大学 39名
北陸大学 37名
金沢学院大学 24名 その他多数
このように地元の私立大学が多い一方で、金沢大学に64名という進学実績があります。関東の大学を見ると明治大学5名、青山学院大学4名、早稲田大学2名・・などとなっています。
金沢桜丘高校の指定校推薦枠は、他の高校同様に、毎年数が決まっているわけではなく、慶應義塾に多数の枠があるとは考えられません。
西垣さんは「慶應義塾新聞」のなかの「《受験生応援特集》ミスター慶應2019グランプリの西垣匠一郎さんから受験生へ」という記事で勉強について、次のように語りました。
(この時、まだ本名の「西垣匠一郎さん」)
まず、なぜ慶応を選んだかという質問には・・・
もともと慶大には「格好いいな」という思いを抱いていて、担任の先生にずっと「行きたい」と言っていました。
一般入試でも慶大に挑戦をしてみようという気持ちはありましたが、指定校推薦の推薦枠の案内が来た段階で、
その条件を満たせるような状態にしておくため、日々真面目に勉強をしていました。
(https://www.jukushin.com/archives/40129/2 より)
また高校時代については、「塾には行ってなかった」こと、部活動は自分の高校にフェンシング部がないため「父親がフェンシング部のコーチと教師を務めていた別の高校へ」通ったそうです。
のちに2022年の取材で「西垣匠 フェンシング日本代表から転身・・」とも書かれたように、フェンシングも、かつての西垣さんにとって頂点まで極めたいものとなっていました。
そのフェンシングで西垣匠さんは高校時代には、ユース枠で日本代表に選ばれています。
ちなみに演技における集中力について、
人生で一番緊張したのはフェンシングの試合の時だと思っていて、あの緊張感を上回ることはそうそうないだろうなと思っています。
(https://thetv.jp/news/detail/1029217/p2/ より)
ということでフェンシングでの体験が、その後も活かされているようです。
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なお、「全国高校体育連盟フェンシング専門部」に属している高校を公式リスト調べると、石川県には6校あり、白山市内では石川県立松任高校があります。
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ところで西垣さんの父親、西垣仁志さんはソウルオリンピックの日本代表に選ばれた方で、後には公益社団法人日本フェンシング協会の指導者に就いています。
また、「公益財団法人日本オリンピック委員会」の公式サイトでは、1967年生まれで法政大学出身の西垣仁志さんのプロフィールが紹介されています(https://www.joc.or.jp/games/asia/2018/japan/fencing/team/nishigakihitoshi.html?mode=pc 参照)
西垣匠さんの出身地、石川県白山(はくさん)市と出身小学校、出身中学校
西垣匠さんの出身中学は白山市立北星中学校の出身だったことが知られています。
また北星中学に進む児童の通う小学校は白山市内に3校あり、そのなかの蕪城小学校が西垣さんの出身校とされています。(情報の出発点は詳しくは不明)
白山(はくさん)市は一部が海にも面しており、一方で「白川郷」で知られる岐阜県の白川村とも接するような広い市となっています。
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内陸に深く広がる一方で、北陸新幹線の通る海沿いを見ると、「北星中学」は金沢市との境まで2キロ程度という位置関係ーー。
つまり、西垣匠さんが白山市にて小・中学校時代を過ごしたけれど、高校は金沢市に通学したのは、地理的にごくふつうの進学先だったことが分かります。
出身小学校:白山市立蕪城(ぶじょう)小学校
所在地:石川県白山市北安田町355
創立:1962年
出身中学校:白山市立北星(ほくせい)中学校
所在地: 石川県白山市平木町112−1
創立:1980年
同校は蕪城小学校とは北西に1キロ程度の距離です。
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西垣匠さんがフェンシングを始めたのは小学校3年のときでした。
一方で映画にも関心を持っていまいた。
特技はもちろん、日本代表も経験したフェンシング。
一方で、母親の影響で子供の頃から映画が好きで、「トビー・マグワイアさんが主演した『スパイダーマン』がすごく好きで、ヒーローに憧れを持っていました。
(2021年MANTANWEB 「東宝芸能」期待の新人俳優は「ミスター慶應」 「いつか映画の主演として活躍できる俳優に」より)
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(保育園の運動会・・なんとも可愛らしい匠一郎さん)
フェンシングも始め、映画にも関心をいだいていた充実した少年時代だったと想像されます。
西垣匠さんの出身大学は慶應義塾大学(法学部)
このように、西垣さんは金沢桜丘高校の指定校推薦で、慶應義塾大学の法学部政治学科に進学しました。
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西垣さんの話から少し逸れますが・・
まずは慶応大学に入る手段の一つ、指定校推薦(学校推薦型選抜)について確認します。
憧れの大学とされる慶応義塾ですが、私大全般で入学者の半分くらい(?)と言われる推薦入試利用者は慶応大学でも増えており、その一つが指定校推薦。
慶応大学の公式サイトでは、指定校推薦について端的に以下のように説明されています。
指定校からの学校長推薦に基づく推薦入学制度です。学業以外にも優れた実績を持つ、個性豊かな学生を求めています。例年6月頃に、推薦をお願いする高等学校宛に募集要項等をお送りしています。詳しくは、高等学校の進路指導の先生に確認してください。
このページは受験用ではないため、指定校推薦について大雑把に書かせていただくとポイントは以下の2点と言えます。
・その高校に慶応大学の推薦枠があること
・その高校で優れた成績を修めて校内で選考されること
平均評定は「4.3」などと言われます。主要教科ですべて5を取るくらいの勢いでしょう。
また自分の高校に推薦枠が来るか、その年にならないと判明しない等々の不確定要素もありそうです。
しかし推薦枠のある高校でいざ選出されたら、その後、小論文等の手続きはあるものの、事実上それで決まるーーくらいなのが指定校推薦と言えるでしょう。
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また慶応大学の公式サイト(https://www.keio.ac.jp/ja/admissions/docs/shiteikou_result.pdf)によると、指定校推薦(学校推薦型選抜)の2023年度の結果は、以下となっています。
法学部法律学科 志願者80名 合格者80名
法学部政治学科 志願者80名 合格者80名
商学部 志願者247名 合格者247名
理工学部 志願者215名 合格者215名
薬学部 志願者30名 合格者30名
(慶應大学で指定校推薦入試が行われるのは以上の学部のみ。ただし2025年以降は経済学部も追加されます)
つまり、当該学部に対して高校内で選抜され、志願者となることがすべてとも言えそう(筆者の記述)です。
ちなみに表現がやっと慣れてきた(?)「AO入試」も「総合型選抜入試」となりました。
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というわけで西垣さんは、2018年の春に慶応義塾大学に入学しました。
法学部では1・2年は日吉キャンパスへ、3・4年は三田キャンパスへ通います。
湘南藤沢キャンパス(SFC)に通った菊池風磨さんらも有名ですが、日吉はやはり伝統的な趣があります。
慶應義塾大学 日吉キャンパス
所在地: 神奈川県横浜市港北区日吉4丁目1−1
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西垣匠さんは2年生の時に「ミスター慶應コンテスト」でグランプリ受賞。そのままデビューということはないのですが、2020年の末になって「東宝芸能」に所属が決まりました。
「東宝芸能」は浜辺美波さんや上白石萌音さんら若手も、宮本信子さんのようなベテランもいる大手で、東宝シンデレラなどのオーディションで受賞した女優さんが多いことも特徴となっています。
「ミスター慶應コンテスト」といえば古川雄輝さんも受賞。
2021年には『ドラゴン桜』が 第2シリーズとして話題となり、そのなかで、ちょっと出演したヤンキーの二人が、当時「気になる若手」として注目されました。
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その一人が岩井由伸役を演じた西垣匠さん。丸刈りで、イメージもちょっと異なるけれど、当時、よく見るとイケメン等と騒がれたのを覚えています。
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その後の出演作も順調に増え、2024年の『春になったら』(主演、奈緒さん)では、誠実なウエディングプランナーの青年が似合っていました。
岡田将生さんのような演技に憧れているとのこと
岡田将生さんです。
王道な役から『リーガルハイ2』の羽生役のような一癖ありつつ、でも愛される役もやっていらして。それこそ三枚目みたいな役もこなされていますし、バラエティー番組でも、色々な方から愛されていて、素敵だなと思います。
(https://girlswalker.com/archives/270132/ より)
このインタビューによると、意外と休日には引きこもってゲームを市ているようなタイプとのこと。
「僕を知っている人は、『根暗だ』って言いますね(笑)」と語っているのが、しかし、むしろ余裕を感じさせてくれます。
石川県の出身で、「金沢マラソン2022」の公式サポーターも務めました。また2024年能登半島地震の際は、気遣いの手紙をX(旧Twitter)で寄せました。
【木戸大聖・山下幸輝・西垣匠・豊田裕大】ドラマ『高額当選しちゃいました』放送直前! 仲よしすぎる4人のトークをお届け♡ https://t.co/i7AMYwXF5b
— ノンノ/non-no (@nonno_staff) March 20, 2024
(『高額当選しちゃいました』)
なお西垣さんは『北國新聞』に「匠しょう心しん者のホンネ」を連載しているそうです。
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以上、簡単ですがミスター慶応出身の西垣匠(にしがきしょう)さんの出身校についてでした。ご訪問ありがとうございました。