二階堂ふみさんは沖縄育ちで高校から都内へ
二階堂ふみさんは沖縄出身の女優で各種のドラマで活躍しています。2018年の大河ドラマ『西郷どん』では奄美大島での妻、愛加那を演じてさらに注目されました。
沖縄で中学校までを過ごし、那覇市の神原中学を卒業後、高校から上京しました。
都内で入学したのが都立の八潮高校。高校時代にも映画の出演で受賞するなど多忙な生活で、一浪後に慶応大学の総合政策学部にAO入試で合格しました。
都立八潮高校 ⇒ 慶應義塾大学
二階堂が受験したのは1次で書類選考、2次で面接試験が行われるAO入試だった。高い学力はもちろん、学業以外の活動でも一定の社会的評価がなければならないなど、狭き門とされている。以前から大学進学を希望していたことから、時間をかけて超難関の慶大受験に備えた。
受験シーズンだった昨年1月から3カ月半は、父親(浅野忠信)との禁断の愛を描く映画「私の男」(熊切和嘉監督、6月公開)の撮影に臨んだ。その後も複数の映画や連続ドラマの撮影が決まっており、現役受験を断念。学びたいことは何かをじっくり考えながらの、「1浪」を選択していた。
(二階堂ふみ慶大合格…高3受験断念1浪で 日刊スポーツ2014年2月22日より)
二階堂ふみ
生まれ:1994年9月21日
出身:沖縄県那覇市
2007年:『受験の神様』で女優デビュー
2009年:『ガマの油』初主演
2010年:(推定)高校入学
2013年:『ヒミズ』等による日本アカデミー新人賞
2014年:慶應義塾大学に入学、『軍師官兵衛』
2015年:『問題のあるレストラン』、『ジヌよさらば〜かむろば村へ〜』
2016年:『がっぱ先生』主演
2018年:『西郷どん』愛加那、『この世界の片隅に』白木リン
2019年:「翔んで埼玉」主演
2020年:連続テレビ小説「 エール」関内音
その他、出演等多数
*略歴は当サイト独自のまとめです。
大河ドラマはじつは『軍師官兵衛』にも登場しており、最終話での淀君でした。淀を演じた歴代の女優さんを思い浮かべても、二階堂ふみさんの迫力にあらためて納得します。
白木リン役、二階堂ふみさんがクランクインしました!
少し緊張されていたそうですが、とても明るく、リンという役について監督と相談しながら撮影されていました。#この世界の片隅に #二階堂ふみ #松本穂香 #松坂桃李 #村上虹郎 pic.twitter.com/IdzluUaPiN— 【公式】日曜劇場『この世界の片隅に』7月15日スタート!! (@konoseka_tbs) 2018年7月2日
出身高校は都立八潮高等学校
上記のように二階堂ふみさんは、高校からは都内で過ごしています。沖縄から上京して高校から一人暮らしになります。
東京都立八潮高等学校の、校名の「八」は旧制府立第八高女を前身とすることに寄ります。地名から別の場所を想定しそうですが、八潮高校は、品川区にあります。
住所は品川区東品川三丁目27番22号
東京都立八潮高校は名前の通り都立高校ですが、芸能人を多数輩出しており、関根勤さんや薬師丸ひろ子さんも同校の出身。社会人類学者の中根千枝さんも八潮高校の卒業生です。
ちなみに薬師丸ひろ子さんは在学中に映画「セーラー服と機関銃」に出演し、八潮高校のセーラー服を着用して、映画に出たそうです。
出身大学は慶応大学、AO入試で突破
先述のように二階堂さんは受験直前の高3の頃は、女優としての仕事に多忙な時期でした。
そこで現役での受験を諦めて、選択した「一浪」での受験で、見事にAO入試を突破し、慶應義塾に合格しました。
慶応出身の女優さんではやはり紺野美沙子さんや檀ふみさんが著名。千住百合子さんや一青窈さん、阿川佐和子さんも慶応出身です。
2014年の入学ですと、単純に4年後の2018年3月に卒業?とも考えられますが、二階堂ふみさんが慶応を卒業したという具体的な情報はまだ見ていません。
いずれにしても、これだけの活躍をしながら学業も両立させて修めているとしたら、何と素晴らしい学生生活でしょうか。
総合政策部は湘南キャンパスになります。
ますます多忙な日々が予想される二階堂ふみさんです。
追記:2020年10月現在朝ドラの『エール』はコロナ禍で一時中断もありましたが、放映が再開され、二階堂ふみさんは文字通り朝の顔の一人となっています。
慶應7年生となった二階堂ふみさんにとって、多忙なだけに慶応大学の「卒業」は悩ましいテーマかもしれません。一部のマスコミではドラマ中の「母」である薬師丸ひろ子さんが、二階堂さんの卒業を励ましたとも報道されています。