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河野太郎氏は慶應義塾に入学して2ヶ月で退学、渡米
河野太郎さんの学歴と出身校についてご案内します。
河野太郎さんは外務大臣、防衛大臣、行政改革担当大臣等を歴任してきた有力な衆議院議員。コロナ禍においては、菅内閣で期待を集める新型コロナウイルスワクチン接種担当大臣として活躍しました。
河野太郎氏は、自民党総裁ながら総理大臣にならなかった河野洋平氏の長男であり、実業家の初代伊藤忠兵衛から数えると玄孫であるなど、多彩な血筋を持ちます。親族の血筋を追うだけでも、華麗ともいえる関わりを持っています。
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(↑こちらのインスタは河野氏ご本人のものではありません)
自身は神奈川県の平塚出身で神奈川県で育ち、地元の小学校から、中学校・高校は慶應義塾に進みました。大学も慶応に進学した後、すぐに退学して渡米した後に、ジョージタウン大学に入学し、比較政治学を専攻して卒業。
最初に高校以前の出身校をまとめると以下となります。
出身小学校:平塚市立花水小学校
出身中学校:慶應義塾中等部
出身高校:慶應義塾高等学校
慶應義塾高等学校 ⇒慶應義塾大学 ⇒ ジョージタウン大学
中学・高校時代は、陸上競技部で走っていたとのこと。
慶応大学の経済学部経済学科に入学してから2ヶ月で退学したことの、詳しい経緯は分かりません。しかし、ある時の講演で河野氏は若い時に「将来の首脳会談では英語で話が出来なければと思っていた」と語っています。若い時代にすでに国際舞台での活躍を真剣に考えていたのでしょう。
2024年の自民党総裁選挙でも注目される一人となっています。
河野太郎(こうのたろう)
生まれ:1963年1月10日
出身:神奈川県平塚市
1969年:(推定)小学校入学、6歳
1975年:慶応義塾中等部入学、12歳
1978年:慶応義塾高校入学、15歳
1981年:慶応義塾大学経済学部入学、18歳
1982年:ジョージタウン大学入学、19歳
1984年:ポーランド中央計画統計大学(ワルシャワ市)へ留学、21歳
1985年:ジョージタウン大学卒業
1986年:富士ゼロックス株式会社入社
1996年:衆議院総選挙で初当選(神奈川15区)、33歳
2009年:自民党総裁選に出馬、46歳
2017年:外務大臣就任
2019年:防衛大臣就任
2020年:内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、規制改革)就任
2021年:新型コロナウイルスワクチン接種担当大臣、58歳
2022年:デジタル大臣、59歳
2024年:61歳
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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河野太郎さんの出身高校は慶應義塾高校(中等部にも)
河野太郎さんは上記のように出身中学も出身高校も各々、慶應義塾中等部、慶應義塾高等学校ということで、さらに慶應義塾に進んでいますからまさにずっと「慶應」でした。
慶応義塾高校はご存知のとおり、名門の私立の男子校。
一学年は700名を越し、全校生徒数も2200名ほど。
ほぼ全員が慶應義塾大学に進学できます。校舎は慶應義塾大学日吉キャンパス内にあるため、事実上、高校からすでに大学キャンパスで生活するような状態と言えます。
慶応義塾高校
所在地:神奈川県横浜市港北区日吉4丁目1−2
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河野氏が陸上競技部だったことは上記のとおりですが、高校時代には大学で箱根駅伝に出ることを夢見ていたとかーー。そういう逸話を聞くと大変健康的な印象です。
ちなみに慶應義塾高校の出身者は、もちろん多々おられ、慶応高校ということは多くの場合、大学も慶應義塾というケースが多くなります。
高校も大学も慶應 という著名人だけを挙げても、以下のように多々おられます。
石原裕次郎さん → 法学部政治学科
石原良純さん → 経済学部
ミッツ・マングローブさん → 法学部政治学科
加山雄三さん → 法学部
冨田勲さん → 文学部美学美術史
岩田剛典さん → 大学法学部政治学科
小出恵介さん → 文学部美学美術史
松任谷正隆さん → 文学部
石坂浩二さん → 法学部法律学科
千住明さん → 工学部
浅利慶太さん → 文学部仏文
櫻井翔さん → 経済学部
男子校なのでもちろん男性ばかりですが、ご存知のように慶應義塾女子高等学校から慶応大学に進んだ女性も多々います。
宇宙飛行士の向井千秋さんや女優の紺野美沙子さんなど。2021年現在の高校在校生には芦田愛菜さんもーー(2023年からは慶應義塾大学法学部)。
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河野太郎さんの出身地・平塚市と出身小学校
中学高校時代から時系列はさかのぼります。
河野太郎さんの出身地は神奈川県の平塚市。平塚市というのは、太郎さんの父、河野洋平氏が生まれたときも平塚市でした。
つまり太郎さんの祖父である河野一郎氏が、すでに平塚市在住だったということ。もっと辿ると、河野一郎氏は、神奈川県の足柄下郡豊川村という、今の小田原市の豪農に生まれた、という歴史があります。
太郎氏の出身小学校は先述のように、平塚市立花水小学校でした。
平塚市立花水小学校
所在地:神奈川県平塚市龍城ケ丘5−62
海もすぐ近く、ひらつかビーチパークなどは美しい景観が広がります。太郎さんの「花水小学校時代の私」という写真がありました。
花水小学校時代の私。他の五人は港小学校だけど。 pic.twitter.com/EgQNsh59TR
— 河野太郎 (@konotarogomame) April 1, 2018
平塚で地元の学校に通学したのは小学校までで、中学から上記のように、まず慶応義塾の中等部に進学しました。
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(ご本人のコメントは「だーれだ?」です)
アメリカ滞在とジョージタウン大学
河野太郎さんは慶応義塾大学の経済学部に入学して2ヶ月後には退学して渡米。サマースクールや、ボーディングスクールを経て、翌年にはジョージタウン大学に入学しています。
ジョージタウン大学は、国際関係や政治等に秀でる名門私立大学で、クリントン大統領の母校でもあります。
名前のとおりワシントンD.C.のジョータウンにあります。ひとことで言うなら法学部と医学部が著名な大学として知られます。
ジョージタウン大学
所在地:3700 O St NW, Washington, DC 20057
河野太郎氏は、ジョージタウン大学にて比較政治学を学ぶだけでなく、政治活動の体験といっては語弊があるかもしれませんが、選挙対策本部でのボランティア活動などをしています。
それは、ちょうど在学中の1983年、大統領選候補者のアラン・クランストン上院議員の選対本部での活動のこととなります。またジョージタウン大学時代にさらに交換留学で、現在のワルシャワ経済大学にも留学しています。
アメリカで、さらに他国への交換留学等、それが可能だったのは経済力のバックアップもあったことでしょう。しかし、それだけでなくかなり積極的に自ら国際経験を積んでいる様子が分かります。
ジョージタウン大学の出身者には、クリントン大統領の他にスペイン国王のフェリペ6世や、ヨルダン国王のアブドゥッラー2世といった人物がいます。
また日本人でジョージタウン大学で学んだ人物も多く、緒方貞子さんや山本一太群馬県知事、阿川尚之氏らがいます。
成人の日プロジェクト第18弾!
— 自民党青年局 (@seinenkyoku) January 12, 2020
河野太郎@konotarogomame 防衛大臣(衆・神奈川15区)
20歳のときは、ワシントンのジョージタウン大学で、比較政治学を専攻していました。20歳の皆さん、世界スタンダードで勝負してください。#自民党 #青年局 #成人の日 #おめでとう #成人式 #ハタチ pic.twitter.com/C7QGa8HMvs
河野太郎氏は社会人を経て政治家に
上記のように河野太郎氏は、ジョージタウン大学を卒業後、富士ゼロックスにて仕事に就いており、およそ10年後の1996年に、第41回衆議院議員総選挙において自民党公認で立候補して当選しました。
ちなみに父親の河野洋平氏が引退したのは2008年で、洋平氏の後継者に40歳年下の牧島かれんさんを指名しています。
その後の政治経歴の詳細は略します。
その一部として、河野太郎氏が出馬した2009年の総裁選というのは、谷垣禎一氏が当選しました。しかし、谷垣禎一氏は総裁に就任しながら内閣総理大臣に指名されなかったという立場の総裁でした。
2017年からの外務大臣就任時は、123の国と地域を訪問しました。
河野太郎氏のTwitterは、率直なつぶやきが多く、時には諸々の反響を呼んでいます。「#みてくれ太郎」のタグも盛況。
河野太郎氏には、次の総理としての期待も徐々に高まっていると言えそうです。外務大臣になったころ、小泉純一郎氏が「あの男は大化けするかもしれないぞ」とコメントしたことも注目されました。
父親の河野洋平氏は「河野談話」を残したことが、良し悪しはともかく歴史に残ったと言えます。しかし太郎氏に河野洋平氏のカラーを重ねることはおそらく適切ではないでしょう。
あまり表に出ませんが奥さん(河野香さん)がいて、一平くんという息子さんもいることが知られています。高校生の年齢なので、まだまだ先ながら将来の活躍も期待されることでしょう。
ツイッターで飾らない言葉を発信している河野氏ですが、当然ながら家族のプライベイトにはあまり触れていません。
*当サイトでは、政治家の方について、支持・不支持等の意図はありません。
2020年の自民党総裁選挙には出馬しませんでした。
2020年10月に内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、規制改革)となりました。 2021年1月から、 行政改革担当大臣、国家公務員制度担当大臣、新型コロナウイルスワクチン接種担当大臣、内閣府特命担当大臣。
いずれの内閣の時代でも注目される議員の一人であることは間違いありません。
2024年の自民党総裁選挙でも、もちろん注目を浴びる一人です。
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以上、河野太郎氏の出身高校、出身大学などについてのまとめでした。