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子役からの俳優、そして「DISH//」リーダーの北村匠海さん
北村匠海さんの学歴と出身校について。
子役のころからずっと活躍してきた北村匠海さんは、俳優であるとともに、ダンスロックバンド「DISH//」のリーダーでもあります。
東京都の出身で、小2の頃にスカウトされたのち、たくさんのオーディションを経てコマーシャルに起用されました。
その後、たくさんのドラマや映画で主人公の「子どものころ」を演じてきました。
俳優活動をしながらも、練馬区の地元の小学校、中学校が出身校とされ(詳細下記)、芸能コースのある日出高校に進学しました。
日出高校 ⇒ 進学せず
俳優も「DISH//」の活動も、忙しい中でともに続けており、大学等へは進学していません。
そんな北村さんも20代の半ばとなり、活躍の幅を広げています。年齢の割に主演作が多く、まさに人気俳優となっています。
北村匠海(きたむらたくみ)
生まれ:1997年11月3日
出身:東京都
2004年:(推定)豊玉小学校入学、7歳
2006年:スカウトされ、スターダストプロモーションに所属
2007年:「HONDA 低床・低重心ミニバン-低床の世界篇-」CM初出演。
2008年:「リスに恋した少年」で歌手デビュー、『DIVE!!』池松壮亮の幼少期役
2009年:『重力ピエロ』奥野春の少年時代、『外事警察』住本健司の少年時代、『TAJOMARU』畠山直光の幼少期
2010年:(推定)中村中学校入学、13歳。俳優ユニット「EBiDAN」に所属
2011年:ダンスロックバンド「DISH//」のメンバーとなる。『鈴木先生』出水正
2012年:大河ドラマ『平清盛』近衛天皇、15歳
2013年:(推定)日出高校入学、16歳。『陽だまりの彼女』松本潤の子ども役、
2015年:『天使のナイフ』 沢村和也
2016年:(推定)日出高校卒業、19歳。『ゆとりですがなにか』小暮静磨 、『ディストラクション・ベイビーズ』健二
2017年:『君の膵臓をたべたい』浜辺美波とW主演、『勝手にふるえてろ』イチ、20歳
2018年:土屋太鳳と「TAOTAK」結成、『隣の家族は青く見える』青木朔
2019年:『君は月夜に光り輝く』主演、『ぼくらの7日間戦争』 主演、22歳
2020年:『とんかつDJアゲ太郎』主演、『さくら』主演、23歳
2021年:『教場II 後編』遠野章宏 、『にじいろカルテ』蒼山太陽、『東京リベンジャーズ』主演、24歳
2022年:『名探偵ステイホームズ』主演
2023年:Netflix『幽☆遊☆白書』浦飯幽助役、『星降る夜に』柊一星、『スクロール』主演。『東京リベンジャーズ2』主演、『幽☆遊☆白書』主演26歳
2024年:『アンチヒーロー』赤峰柊斗、27歳
2025年:連続テレビ小説『あんぱん』柳井嵩
その他、出演など多数(「DISH//」の活動詳細は、ここでは省略しています)
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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北村匠海さんの出身高校は日出高校
北村匠海さんは、日出高校の出身であることが知られています。
略歴の通り、子役としてずっと活躍してきた北村さんにとって、芸能コースのある日出高校に進学したのは、むしろ自然な経緯だったでしょう。
日出高等学校(目黒日本大学高等学校)
所在地:東京都目黒区目黒1丁目6−15
目黒駅からすぐという立地の良さも知られています。「目黒川の桜並木」も近く、同校は東京都庭園美術館と、目黒区美術館の間にある・・とも言えます。
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日出高校出身者の、他の方のページにもあるように、日出高校(現在・目黒日本大学高等学校)には現在2つのコースがあり、さらに4つのクラスに分かれています。
スポーツ・芸能コース
スポーツクラス
芸能クラス
進学コース
特進クラス(2・3年) 選抜クラス(1年)
N進学クラス
このなかの芸能コースに、歴代の多くの芸能人が所属してきました。
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「日出中学校・高等学校」が「日出女子学園中学校・日出高等学校」だった時代もあります。共学になったのは2005年のことですから、時代を遡るほど、出身者は女性でした。
共学になった年の・・仮に2005年に15〜16歳になる生年を計算すると、1989年〜1990年くらいに生まれた人となります。事実、日出高校の出身者一覧で、初めて男性の名前が出るのは、1990年3月生まれの玉森裕太さん等になります。
その後は男性芸能人も次第に増え、1992年生まれの染谷将太さんや、仲野太賀さん、1993年生まれの竹内涼真さんなど・・
さらに、1997年生まれになると北村匠海さんと、同級生として、飯豊まりえさんや、小芝風花さんが知られています。一級下には白石聖さんがいます。
北村さんたちの日出高校卒業が、2016年だったと計算すると、日出高校が「目黒日本大学高等学校」に変わったのは、その3年後・・・つまり「日出高校卒業者」としては、かなり終わりの頃だった、といえます。
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北村匠海さんにとっても高校時代は、『陽だまりの彼女』や『天使のナイフ』などに出演し、子どものころから続けてきた俳優活動が続いていました。
一方で「DISH//」としても、2013年〜2016年にかけて、やはり絶え間ない活動が続いていました。
なお、カメラが趣味で特に、高3で『ディストラクション・ベイビーズ』の撮影をしていた頃にハマり始めたとのこと。
父親からライカのフィルムカメラを貰って17歳から始めたという写真は、撮影現場やオフの日に友人の姿を撮るだけでなく、スタジオに入って照明を組んで挑戦的な撮影をしたり、と本格派。
(https://i-d.vice.com/ja/article/43bpdm/one-flew-over-the-spiders-web-takumi-kitamura-interview より)
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これが高3のころで、この撮影で村上虹郎さんと知り合ったことで、俳優という職業について、考えることに影響があったとのこと。
なお、この記事で北村匠海さんのことを「子役からスタートして主役級の俳優に育つのは稀といえる日本の芸能界において、着実にその存在感を大きくしている」と紹介しているのが、まさに的を射ているコメントと思われます。
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膵臓食べた人でしょと言われた?・・というブレイク作品『君の膵臓をたべたい』ーー。こういうインパクトのある作品名の成り立ちは、言葉の扱い方として『セーラー服と機関銃』を思い出します。
共演は浜辺美波さん。
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北村匠海さんの出身地東京都練馬区と出身小学校、出身中学校
北村匠海さんの出身小学校については、すでに、「思い出こみゅ」サイトでも知られ、また、「A-Studio」に複数回出演した時の、関係者が訪ねた先の逸話などから、練馬区立豊玉小学校と見られます。
また出身中学については、「思い出こみゅ」では清明学園中学校という名も出ていましたが、これはあまり信憑性がなさそうです(この一行以外に一切の情報がないため)。
一方で多数のサイトが、出身校は練馬区立中村中学校であると伝えています。
そのソース元はよく分かりません。
ただし、もはや著名人となった拓海さんについての多数のつぶやきは、間違ってはいないことでしょう。
☆@spdrtys
ていうかさ、あの、あれじゃん?みんな夏映画観てたよね、あのみんなだいすき北村匠海くんさ、中村中の卒業生じゃん?中村中とか練習試合でよく行ってたじゃん?数年前まで北村匠海が過ごしてたとこに行ってたんだよやばいよね もしかしたら会ってたかもしれないんだよ中村中だよ!?すぐそこじゃんね。 2018年1月9日
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出身小学校:練馬区立豊玉小学校
所在地:東京都練馬区練馬4丁目15−20
豊玉小学校は駅で言えば西武池袋線の練馬駅が近く、地元の方には今さらながら「西武園」にも近い一角でした。
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出身中学校:練馬区立中村中学校
所在地:東京都練馬区中村南一丁目32番21号
中村中学は、豊玉小学校とも400〜500メートルの距離ですから、学区として当然の位置関係と見られます。
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ところで中学生という多感な時期に、北村さんはどんな少年だったのでしょう。
略歴を考えると、小3くらいでスカウトされ、すでに歌手デビューもしていて、子役として映画にも出ていました。
しかし、子役時代というのはたとえば伊藤沙莉さんのインタビューでも意外な印象でした。ファンから見ると華やかそうな「子役」時代も、当時は意外と地味だったり、ふつうに周囲の子どもたちからいじられていたり・・
北村匠海さんの諸々のインタビューを見ると、イジメとかの暗いものはありません。しかし、意外なまでに地味に過ごしていたかな・・という印象です。
たとえば2017年に公開された『勝手にふるえてろ』で「イチ」という少年を演じたのですが、その「イチ」について、こんな表現をしていました。
僕もイチと同じく、中学時代は他人に興味が持てませんでした。だからイチに共感できる部分も多いんです。
・・(中略)・・
ひとことで表すなら僕にとって中学は暗黒時代(笑)。普段は自分の殻に閉じ困っていることのほうが多かったかもしれません。
(https://www.web-audition.jp/column/interview-kitamuratakumi.html より)
暗黒時代というのですが、しかし、中学時代の北村さんを「外」から想像すると、すでに俳優ユニットの「EBiDAN」に所属しており、さらにダンスロックバンド「DISH//」のメンバーとなっていました。
メンバーになることと、デビューすることは違います。しかし・・・
周りから「きゃぁ〜」と騒がれるキラキラのスターという状態ではなかったようです。これは驚きというか、やはりそういうものかな、というか分かりませんが。
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このインタビューで中学時代は部活が一番楽しくて、バスケットボールをやっていたと答えています。
さらに、小学校時代にスカウトされた時のことも聞かれて、「サッカーに夢中だったのでとりあえず習い事感覚で事務所に入ってみたって感じ」ともーー。
大成する人は、自分からガンガンと売り込む様子がない・・そんなものかもしれません。
中学2年で『鈴木先生』にて松岡茉優さんらと出演し、同世代に仲間たちと真剣に話し合ったことを、濃い時間として振り返っていました。
また、これは大人になってからのインタビューですが、2021年の『東京リベンジャーズ』の時も、同世代で戦ったという感覚が心地よかったそうです。
同作にて北村さんは主人公のタケミチを泥臭く、等身大で演じ、未知の顔を見せた。彼の熱演に引っ張られるように、山田裕貴さん、磯村勇斗さん、吉沢亮さんら共演勢の輝きもほとばしり、観客にも熱が波及。・
(https://crea.bunshun.jp/articles/-/33986?page=3 より)
このインタビューの中では、北村さんが「照明部や撮影部、助監督とかスタッフのみなさんたちとしゃべっていることが楽しい」とも述べています。
「おじさんキラーだね」とよく言われるそうです、現場で愛されている様子がよく分かりますネ。
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また同じ『東京リベンジャーズ』のタケミチと北村さんが重なる部分ということで、中学時代について、このように述べました。
「中学時代、周りとうまくいってなかった僕を救ってくれたのが、ちょっとヤンチャな友人でした。僕の中学には“ケンカ三人衆”みたいなのがいて、入学初日に彼らがブワーッとやって来て『お前、芸能の仕事してんだって』と。で、『じゃあお前、今日からキタちゃんな』って、まさにタケミチとマイキーみたいな出会いでした」
(https://www.vivi.tv/post210851/ より)
これが、練馬区の中村中学での出来事と思うと面白いです。
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(可愛すぎると話題の幼少時の匠海さん)
子役で活動している友人に、垣根を作ることなく『お前、芸能の仕事してんだって?』と話しかけてくるのは、気の良いやんちゃな中学生だったことでしょう。
これと同じインタビューで小学生のころ、北村さんは「友達がちょっかいを出されたので、みんなで仕返しに行こうぜって、自転車漕いで……。」と、「仲間のために戦った」エピソードとして語っていました。
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北村匠海さんの出身大学はなし
このように、ずっとドラマ、映画等の出演が続き、「DISH//」のボーカルでもあった北村匠海さんは、大学等へは進学していません。
上記で引用した2017年のインタビューも、高校卒業後のこととなります。
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その後の活躍は、出演作も「主演」がたいへん多く、用いられてきた俳優であることが分かります。
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ご家族は、弟とご両親の4人。
スカウトされた時は、4人でお出かけの途中だったそうです。
小3くらいからの活躍は、つまり少年時代は特に乗り気のように見せなかったとしても、やりがいを感じていたからこそ、続けてきた芸能活動でしょう。
北村さんについて「とらえどころのない」、という表現も見かけました。とらえどころのないか否か分かりませんが、気負うことなく、しかし自然体で仕事を進める姿勢が感じられます。
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その後、年齢の割に挙げきれないくらい、多くの出演も重ねています。
『さくら』は西加奈子さんの原作で温かい切ない作品です。北村さんの「薫」役も似合っています。西加奈子さんの力をあらためて実感した(@個人)原作本でした。
映画『スクロール』は中川大志さんと北村さんのW主演で古川琴音さんも注目されます。
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2023年の『星降る夜に』では吉高由里子さんとの共演。吉高さんとは。ドラマの中で10歳違いで、実際もそれくらいの年齢差となっています。
また、Netflixの『幽☆遊☆白書』で浦飯幽助。さらに2025年の朝ドラ『アンパン』では、だれもがやなせたかしさんのことだと分かる柳井嵩役を演じることが決まっています。
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以上、簡単ですが北村匠海さんの出身校についてでした。