東北訛りの役もこなす戸塚純貴さん
戸塚純貴さんの学歴と出身校についてご案内します。
戸塚純貴さんは岩手県盛岡市の出身で、高校の卒業を目前にジュノン・スーパーボーイ・コンテストで受賞して芸能界に進みました。
地元の公立小・中学校に通っていたと見られ、高校は私立の盛岡中央高校に進学しました、
盛岡中央高等学校 ⇒ 進学せず
就活を進め、決まらないという一方で、コンテストに受かったため、大学等には進学せず、高校卒業の年にデビューしました。
その後、『仮面ライダーウィザード』に出演したり各種のドラマで、時には東北訛りのキャラクターで活躍してきました。
また『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜』などで、ユニークな味わいを出しています。
戸塚純貴（とづかじゅんき）
生まれ：1992年7月22日
出身：岩手県盛岡市
1999年：（推定）小学校入学、7歳
2005年：（推定）中学校入学、13歳
2008年：（推定）盛岡中央高校入学、16歳
2010年：第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト「理想の恋人賞」受賞
2011年：（推定）高校卒業、19歳。『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』で俳優デビュー
2012年：『仮面ライダーウィザード』奈良瞬平
2013年：『風切羽〜かざきりば〜』主演、『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』 奈良瞬平 、『方言彼氏』
2014年：『お家さん』川添、22歳
2016年：『侠飯〜おとこめし〜』塩之谷洋介
2017年：『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜』太田文平（その後のseasonにも連続）、『ケアニン〜あなたでよかった〜』主演
2019年：『スパイラル〜町工場の奇跡〜』藤村望 、『ブラック校則』 月岡文弥
2020年：『純喫茶に恋をして』主演、28歳
2021年：『遺留捜査』沖田悟、『恋です！〜ヤンキー君と白杖ガール〜』 緑川花男
2022年：『恋なんて、本気でやってどうするの?』大津浩志
2023年：『かりあげクン』主演、『だが、情熱はある』春日俊彰 、『水は海に向かって流れる』泉谷颯 、31歳
その他、出演など多数
＊略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
戸塚純貴さんの出身高校は盛岡中央高等学校
戸塚純貴さんは盛岡中央高等学校の出身であることが広く知られています。
もとの学校名は1992年まで「龍澤高等学校」で、創立者が滝澤氏でした。
2020年代の現在、盛岡中央高等学校は進学に力を入れていることを前面に押し出しているようで、実際、岩手県内の私立高校で最も高い大学合格実績を挙げています。
地元情報に詳しい人によると、盛岡市で進学校というと公立の盛岡一高、盛岡三高が挙げられ、私立ではかつては岩手高校が有名でした。
しかし現在、進学実績でいうと岩手高校（男子校）と盛岡中央高校は逆転したとのこと。盛岡一高の出身者に金井成大さんらがいます。
盛岡中央高等学校
所在地：岩手県盛岡市みたけ４丁目２６−１
創立：1963年
地図にありますように盛岡中央高校は、JRの駅でいうと盛岡駅から2つ北上する「厨川（くりやがわ）駅」の近くになります。駅前なので通学しやすいということもアピールされていました。
＊＊＊
ところで戸塚さんは同校で自動車整備を学んでいました。
現在は、盛岡中央高校は普通科のみとなり、公式サイトを見ても、東大に、一橋に、と合格者が出たことがかなり強調されています。
同校の経緯を見ると、2014年ころに「自動車工学科及び情報処理科を廃止するなど大きな学校改革を行い、」ということで、いまは普通科のみであり、かつ盛岡駅前に普通科の「通信科」も設置して、幅広く「受験」に備えています。
また、かつての資料を見ると「自動車工学科」では「3級整備士の受験資格」を得られるという記述もありました。確かなことは不明。
しかし、「BOX CORPORATION」による戸塚さんのプロフィールについている資格はじつにいっぱいあります。
「三級自動車シャシ整備士、アーク溶接特別教育修了証 クレーン運転技能講習修了証、低圧電気取扱特別教育修了証 小型車両系(3t未満)特別教育修了証、フォークリフト(1t未満)特別教育修了証 玉かけ技能講習修了証、普通自動車運転免許証、普通自動二輪運転免許証 大型自動二輪免許証」
このようにたいへん多いのですが・・挙げてみました。
＊＊＊
実際、高校時代の戸塚さんはどんな生活だったかというと・・『高校生新聞』の取材に応えた記事によりますと・・
・
自動車整備の専門的な技術を習得する学科の高校生でした。学校では車をイジることが多かったです。授業ではあるんですけど、僕にとって自動車やバイクが当時熱中した「遊び」でもありましたね。
・・・（中略）・・・
共学ではあったので、他学科に女子はいたけど、僕のクラスには一人もいない。だから僕の周りは常に男子校状態。女子との接点がないから、もちろんモテるはずもなく、それは大問題でしたよ！
（https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/6302 より）
なるほど、自動車整備のクラスに女子はいなかったのですね。
共学校だけど、男子校状態で、そんななかで多少ムキになってか生徒間には「女の子よりバイクだ！」という空気もあったそうです。
高校生の純貴さんが何に関心があったかというと、もちろん自動車ではあるのですが、こんなコメントーー。
・
高校生の頃の僕は、勉強はまったくだったんだけど……自動車のことならエンジンの仕組みとか難しいことでも覚えられた。今振り返れば、僕はモノづくりが好きだったんです。それは今の僕と変わらなくて、モノづくりが好きだから、俳優の仕事が好きだから続けている。
（同上）
なるほど、ものづくりと、俳優は通じているのですね。
＊＊＊
【盛岡中央高校の大学合格実績】はみんなの高校情報によりますと、2022年の例で以下となっていました。
国公立大学
岩手大学 21名
岩手県立大学 16名
弘前大学 4名
新潟大学 3名
東北大学 2名 など
私立大学
盛岡大学 36名
東北学院大学 16名
岩手医科大学 14名
東北工業大学 12名 など
盛岡大学の出身者に、鈴木裕樹さん、そして東北学院大学の出身者に鈴木京香さんがいます。
また盛岡中央高校の出身者として著名なのが、福田萌さんです。
福田萌さんは、自分の学歴についてのコメントで反響を呼んだことがありますが、盛岡中央高校から横浜国立大学に進みました。
＊＊＊
上記のように戸塚さんは自動車整備を学ぶことに熱中していたようです。
しかし一方で、第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストに（母親が）応募して「理想の恋人賞」を受賞したのは2010年ですから、まだ高校3年のことでした。
・
このときのことを2017年の『ケアニン～あなたでよかった～』を主演するにあたってのインタビューでは以下のように語りました。
・
「母親が知らない間に応募していたんです。僕は自動車の整備士になりたくて専門学校に通っていたんですけど、就活に失敗しちゃって。
そんなタイミングで“ジュノン”の書類選考通過のお知らせが届いて。芸能界に入れたかった母的には、就職するよりも嬉しかったかもしれません(笑)」
（https://thetv.jp/news/detail/111454/ より）
この記事では「専門学校」となっていますが、詳しく説明すると長くなるから専門学校と言ったのか、そのへんは分かりません。
しかし時系列からして、戸塚さんは高校卒業後に専門学校に行ったのでなく、もし高校以外に専門学校にも通っていたとしたら、高校在学中と考えられます。
それよりも後に影響するポイントは、就活に失敗したけどオーディションには受かるという、ふつうのパターンでは考えられない状況に戸塚さんが向かっていった・・ということ。
・
また別の記事ではそのお母さんに、騙されるかのようにして、岩手から東京に行ったことが語られました。
オーディション当日も出身地の岩手から「東京に観光しに行かせてあげる」と言われ、着いた場所がオーディション会場。戸塚は「そこまでして芸能界に入れたいんだって…」と驚いたという。
（https://www.daily.co.jp/gossip/2021/03/02/0014118864.shtml より）
（このエピソードは、後に2021年、「ノンストップ！」に出演した時の話）
ということで高校時代、結果的には、卒業前に「理想の恋人賞」を受賞し、芸能界に向かうことになった戸塚さんでした。
なお、母校の盛岡中央高校では公式サイトにページを設けて「【卒業生の活躍】戸塚純貴さんが主演を務めるドラマが放送中です！」と、戸塚さんの活躍をアピールしていました。
戸塚純貴さんの出身地盛岡市と出身小学校、出身中学校
戸塚純貴さんは、盛岡中央高校に進学する前は地元の公立中学に通っていました。一次ソースは不明ながら、すでに盛岡市立河南中学校の出身者とされています。
盛岡市立河南中学校は、盛岡市内でもやや東南側にあり、上記の盛岡中央高校とは盛岡市の中心街を挟んで反対側のような関係となっています。
またバス通学もあるほど、かなり広い範囲の生徒が通学しているそうです。
広い範囲ということで、戸塚さんの出身小学校は正確には分かりませんが、地図では国道4号線を挟んで「中野小学校」が、また西側には「大慈寺小学校」などが見えています。
・
出身中学校：盛岡市立河南中学校
所在地：岩手県盛岡市茶畑２丁目１７−１
少年の頃にはこのような地域で育ったと思われます。
＊＊＊
小さい頃の戸塚さんについては、お母さんが芸能界にデビューさせたくて、させたくて、とても熱心だったことが知られています。
母親の芸能界への執念はすさまじく、戸塚が２歳の時に子供服ブランドのミキハウスの子役モデルに応募。１０歳ではジャニーズ事務所に履歴書を送り、なんとかして息子を芸能界に入れようと必死だったという。
（https://www.daily.co.jp/gossip/2021/03/02/0014118864.shtml より）
・
面白いと言ってはなんですが、ミキハウスに応募するのにヴェルサーチを着ている・・という。
番組では戸塚の母にもインタビューし、芸能界に固執した理由を聞いたところ「近所や、周りの人から『かわいい』とか、『芸能人の顔』とか言われて、ひょっとしたらいけるかも？と信じちゃって、意識した」と、幼い頃から息子の顔がかわいらしかったためと説明。
（同上）
なんとも格別の執念の様子が伝わってきます。
本人でなく家族が応募・・という逸話はわりと、あるような気がしますが、こちらのお母さんは特にそのエネルギーが強いのでしょう。
母親が自ら飲食店を経営しているという話もありました。
#戸塚純貴#ノンストップ
— you♋ (@mamayou0715) March 2, 2021
お母さんと一緒の純貴
たまに帰ってきてー😚 pic.twitter.com/DTudWF0X8R
ちなみに、2021年3月に「ノンストップ」に出演した時には、純貴さんは番組で紹介したお母さんの写真を見て、「お母さんの顔、アプリでめっちゃ加工してます」と暴露（？）していたそうです。
いずれにしても、積極的な明るい素敵なお母さんの様子が分かりました。
戸塚純貴さんの出身大学はなし
このように高校の最後に、オーディションから芸能界入りが決まった戸塚さんは、大学等には進学していません。
デビューしてまもなく2012年には『仮面ライダーウィザード』に出演し、着々と演技を重ねてきました。
個人的には2017年の『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜』でみた戸塚さんの印象が強くて、最初はあのズーズー弁の人・・みたいに脳に刻まれました。
このドラマでは小泉孝太郎さんも、松下由樹さんも、不思議な空気感が魅力です。
2013年放送の『方言彼氏』のなかで、母親と電話で話す様子も放映されたそうです。
ただし、本人はそんなに訛りは強くないとのこと。
実は普段から岩手弁は出ないですし、地元にいる頃もそれほど訛っていなかったので、正直、訛るのは辛かったです（苦笑）。
（https://deview.co.jp/Interview?am_interview_id=351&set_cookie=3 より）
・
🚓#警視庁ゼロ係🚓×🐟緊急SOS!#池の水ぜんぶ抜く大作戦🐟がまさかのコラボ⁉️
— たこるくん【テレビ大阪公式】 (@tvosendenbu1) August 17, 2018
今夜8時～｢警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜｣にココリコ田中直樹が本人役で登場🦀#安達祐実 #TKO木下 #戸塚純貴 演じるゼロ係メンバーが池の掃除を泥まみれでお手伝い🤭#小泉孝太郎#松下由樹#テレビ大阪 pic.twitter.com/exN6jgOCE7
ご家族については、母親がこのように熱心であったことは有名で、お兄さんも起業しておりともにライバル心をもって頑張っているとのこと。
2020年代もさらに活躍の場が広がっています。
伊藤淳史さんとも似ている、と言われるような独特の味わいが期待されます。
＊＊＊
以上、簡単ですが戸塚純貴さんの出身校についてでした。
