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中・高と日立市から通って俳優活動をした渡部豪太さん
渡部豪太さんの学歴と出身校についてご案内します。
渡部豪太さんはモデルや俳優で活躍していますが、もともとは小学校の終わりくらいに、母親の意向でいつの間にか・・のようにオーディションを受け、中学、高校と都内に通いながらの活動となりました。
日立市の出身とされます。しかし日立市に移るまで都内にいたようでもあり、詳細は不明となります。
地元の公立中学では柔道にも励んでいました。高校は地元の公立の茨城県立の多賀高校に進学し、その後、大学には進学していません。
茨城県立多賀高等学校 ⇒ 進学せず
ただし、高校卒業後の1年でカナダへ語学留学していました。NHKの『フランス語講座』にも出演していましたし、舞台、映画、ドラマでそれ以降の演技も広がっています。
渡部豪太(わたべ ごうた)
生まれ: 1986年3月8日
出身:茨城県日立市
1992年:(推定)小学校入学、6歳
1998年:(推定)十王中学校入学、12歳(都内でオーディションを受ける)
2000年:『仮面学園』『独立少年合唱団』
2001年:(推定)多賀高校入学、15歳。『さよなら、小津先生 』
2003年:『黄泉がえり』
2004年:(推定)高校卒業、カナダへ留学
2006年:『チェケラッチョ!! in TOKYO』
2007年:『プロポーズ大作戦』根津重人
2009年:『夜は短し歩けよ乙女』舞台デビュー
2010年:『桜田門外ノ変』佐藤鉄三郎、24歳
2011年:『四十九日のレシピ』ハルミ
2012年:『平清盛』平基盛、26歳
2014年:NHK『フランス語講座』
2016年:一般女性と結婚、『ふるカフェ系 ハルさんの休日』、『七帝柔道記』
2018年:『西郷どん』西郷吉二郎
2019年:『ゴドーを待ちながら 【令和ver.】』主演、33歳
2020年:『うつ病九段』中村太地
2022年:『相棒 season20』氷室聖矢、『ふるカフェ系 ハルさんの休日』第7シリーズ、36歳
その他、出演など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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渡部豪太さんの出身高校は茨城県立多賀高等学校
渡部豪太さんは、地元の中学から、公立高校である茨城県立多賀高等学校に進学しました。
茨城県立多賀高等学校
所在地:茨城県日立市鮎川町3-9-1
創立:1953年
多賀高校という前に、茨城県の日立市の位置はどこかというと、茨城県のなかでもかなり北部になります。日立市の北に、高萩市も北茨城市もあり、その北は県境で福島県に続くのですが、県の中ではかなり北。
そして日立市というと、日立製作所の創業の地でもあります。
株式会社日立製作所が発足したのが1920年、日立村が日立町になったのが1924年という歴史があります。
多賀高等学校は、日立市のなかでも、JRの駅でいうとJR日立駅よりは、やや南のJR常陸多賀駅に近いあたり。その土地はかつて日立製作所だったという、やはり日立ならではエピソードでしょう。
近くに茨城大学の工学部の「日立キャンパス」があります。茨城大学はそもそも多くの学部は水戸市のキャンパスにありますが、前身が『多賀高等工業学校』であった工学部は日立にキャンパスを置きます。
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また日立市内には、公立高校では日立一高、日立二高、日立北高校などもあります。
私立の「名秀学園日立高校」は野球部の活躍でも全国的に著名な高校となっています。
県立多賀高等学校の出身者には渡部豪太さんの他に、ミュージシャンのKATSUMIさんなどがいます。
【茨城県立多賀高等学校の大学合格実績】は、「日本の学校」サイトによりますと2021年の例で、概要としえは以下となります。
大学進学 120名
短大進学 12名
専修各種学校 74名 など具体的には茨城大学1名、福島大学1名、千葉大学1名、茨城キリスト教大学41名などでした。
(たまたま写真にもそんな様子が映っています)
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渡部豪太さんの高校時代は、略歴のように中学のころから東京と地元を行き来しながら俳優の活動をしていました。
仕事の量はそう多くはなく、適度に学業と両立させていた時期と見られます。
渡部豪太さんの出身地日立市と出身小学校、出身中学校
まず中学校ですが、渡辺さんは柔道をしており地元の「柔道の強豪校」に通ったことが知られています。
自身の語った話によりますと、
その一方、中学生になった僕は、県内でも名門と言われていた柔道部に入部しました。指導する先生は、すごく怖いんだけど、熱くて、やしさくて、カッコよくて、「先生みたいに強くなりたい」と思わせるような人だったんです。
(https://archive.is/dUnZ8#selection-345.0-345.140 より)
だから、モデルの仕事が入るたび、週末の稽古を休まなくてはならないのが僕にはとても不満でした。
ここで学校名は出てきませんが、日立市あたりで柔道部が強い中学は「日立市立十王中学校」であることが広く知られています。
しかも豪太さんはこのように柔道が好きで、仕事が入って稽古を休むのが不満というくらいでした。
なお2016年には『七帝柔道記』という柔道漬けの高校生活を描いたドラマに、柄本佑さんらと共演して出ています。
出身中学校:日立市立十王中学校
所在地:茨城県日立市十王町友部600
こちらは、日立市でも先ほどの多賀高校より北上し、JR駅でいうと「十王駅」に近くなります。
また、同じ「日立市十王町」にある「日立市立櫛形小学校」が十王中学校から400〜500メートルの距離にあります。
『日立市教育委員会』のサイトによると、日立市の十王町にはもう1校だけ山辺小学校があります。ただしやや山間部で離れているため、渡部豪太さんは「日立市立櫛形小学校」を卒業した可能性が高いと思われます。
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ところで豪太さんのよく知られているエピソードです。
日立に引越したばかりで上京する機会を作りたいお母さんの希望もあって、本人はあまり自覚のないまま、小6の頃に都内に行って、オーディションを受けました。
ということは? と素朴な疑問です。
引っ越す前はずっと都内だったのか? 渡部さんは生まれた時、そもそも日立でなく都内だったのか? よく分かりませんが、今のところ出身地は日立市とされています。
ともかく、少年だった豪太さんはある日、都内に行きました。
原宿でオモチャを買ってもらい、さて次はどこへ行くんだろうと思っていたら、連れていかれたのは青山にあるビルの一室。
僕と同年代の少年少女がたくさんいて、順番に従って4人くらいの大人の人たちを前にいろいろな質問をされました。つまりそれは、芸能事務所に入るためのオーディションだったんです
(同上)
ある日というのは「小学校卒業を間近にひかえたある日」とのこと。
そして、豪太さんには結局、CMの仕事が舞い込むようになり、週末のたびに上京する生活となりました。
なお引用したテキストは2009年に舞台に出ることになった(『夜は短し歩けよ乙女』)時のインタビューですから、もう10数年前のこと。
渡部さんについては今後もう少し、多様な情報も出てくるような気がします。
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ちなみに茨城県の日立市から都内に通うのは、わりと時間がかかります。
おなじ茨城県でも中川大志さんや池谷のぶえさんの出身地である取手市は県の南端にあり、JRでいうと取手駅から上野駅まで乗車するとおよそ40分・・という距離です。
一方、渡部さんの場合、仮にJRの「十王駅」から上野駅まで乗車するとしたら、普通電車で3時間10分、急行に乗り換えて1時間45分という距離感になります。
そういう往復を子ども時代に繰り返せたのは、もちろんご両親の積極的な協力があってのことでしょう。(そもそも時間は、電車だとしたらの仮の話。)
蛇足ながら日立市には、パワースポットとして著名な御岩神社があります。
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渡部豪太さんの出身大学はなし(カナダに留学)
中学のころから仕事の入っていた渡部豪太さんは、高校を卒業してから大学には進学していません。
しかし、カナダへ語学留学しました。(カナダのバンクーバー)。
またバンクーバーを選んだ理由の一つに、自身が好きなスケボーを存分にできる、ということもあったそうです。
ワーホリと言われる「ワーキングホリデー」を利用した模様。
ワーキングホリデーでは、語学の勉強をしながらアルバイトも可能というシステムで、30歳未満が対象となります。
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オーストラリアへ行くワーホリが、たいへん目立つような気がします。
いずれ、豪太さんは、海外に出かけても、まるで臆せずに暮らせる性格を持っていました。
高校を卒業してからは、カナダに1年間、留学もしました。英語が好きで、以前から海外で生活してみたいと思っていたからで、向こうで知り合った友達には「ゴータはカナダのどこで生まれたんだ?」なんて聞かれるほど、その環境に溶け込んでいました。
(同上)
ところで、豪太さんがどんな性格かということについて、以下も興味深いコメントです。
活発な性格、そして大人との会話が平気、というのは生来のものだったようす。さらに・・
小学1年生のころから沖縄のお婆ちゃんの家にひとりで行ったり、人に道を聞きながら両親の職場を訪ねていったり、そういうのがぜんぜん平気だったんです。
(同上)
詳しいことは分かりませんが、ご両親のどちらかが沖縄出身なのかもしれません。
こういう飄々としている豪太さんだから、留学しても自然と海外の友人を作り、たんなる語学留学を超えた学びをしていった様子が見えます。
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渡部豪太さんは英語力の高さも評価されており、NHKの『フランス語講座』にも出演しました。カナダは英語とともにフランス語が用いられる国ーー。
カナダ留学で、友人たちを通してフランス語も耳に馴染んでいたことでしょう。なおカナダ在住中はニューヨークにも行って、ブロードウェイのミュージカルを鑑賞し、たいへん有意義な時間を過ごした模様です。
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フランス語のテキストの渡部豪太くんが可愛すぎてフランス語頑張れると私のなかで話題に pic.twitter.com/GrpmfflyAG
— ちゃっぴ (@microchappy00) October 8, 2015
渡部豪太さんの場合、どこの大学に進むかという型通りの進学ではなく、気負うことなく身近な勉強をしていった・・そんな自由なスタイルが感じられます。
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注目された『プロポーズ大作戦』では山下智久さんや長澤まさみさんらと共演しました。
主演作はまだ少ないようです。しかし大河ドラマにも出演していますし、着々と実力を蓄えているように見えます。『西郷どん』では、西郷隆盛の弟役の西郷吉二郎を演じました。
鈴木亮平さんと豪太さんではちょっとイメージが違うような気がしました。しかしドラマの中で、しっかり兄弟でした。
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なお、現在は所属事務所から離れてフリーの立場。
ちょうどフリーになったそのころ、ドラマの『ミステリと言う勿れ』(菅田将暉さん主演)が放映されており、放映前に、主人公の久能整役は、原作のイメージから渡部豪太さんに・・と予想したファンが多いそうです。。
事務所から独立と、ドラマの配役とはまったく関係ないの話ーーなんですが、こうして敢えて話題になったのも、豪太さんの人気の反映かもしれません。
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話題になった一因に「髪型」がありました。久能整(ととのい)の髪型・・(菅田将暉さんもさすがでしたが)。
豪太さんの天然パーマといえる髪型がステキです。ただ子どものころはそれが嫌で坊主頭にしていたということも有名。
一説によると、家族全員が天然パーマだとか。そうなんでしょうか。
ただしモデルの仕事をするようになってから、髪は伸ばし、柔道部員だけど髪は長いという状態でした。
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以上、簡単ですが期待される俳優、渡部豪太さんの出身校についてでした。