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今や代表的若手俳優となった菅生大将さん
菅田将暉(すだまさき)さんの学歴と出身校についてご案内します。
2020年代の現在、ドラマや映画の主要キャストとして菅田将暉(すだまさき)さんを見かけないことはない、というくらいの活躍中です。
著名人となった菅田将暉さんの出身校については、多くの情報が知られています。かつ音楽活動についても、ご家族についても、多くのエピソードが・・
ということで要点をまとめると、
大阪府箕面市の公立小学校・中学校を経て、公立の名門校、大阪府立池田高校に進学し、途中で芸能活動のために東京に転居して日出高校を卒業。大学には進学していません。
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府立池田高校 ⇒ 日出高校 ⇒ 進学せず
菅田将暉さんについては参考となる情報も多いため、このページでは2018年3月に、ご両親が中西正男氏のインタビューに答えた記事を、メインに参照しています。
『菅田将暉、両親で初めて明かす息子への感謝、平手打ちして泣いた日』(https://news.yahoo.co.jp/byline/nakanishimasao/20180320-00082759 より)
ご家族のうち、弟の菅生新樹(すごう・あらき)さんの活躍がさらに目立ってきました。3人兄弟の長男と3男という関係になります。詳細は、菅生新樹さんのページにて。
菅田将暉(すだ まさき 本名 :菅生大将すごう たいしょう)
生まれ:1993年2月21日
出身:大阪府箕面市
1999年:(推定)箕面市立小学校入学、6歳
2005年:(推定)箕面市立第一中学入学、12歳
2006年:中学2年の文化祭でシナリオを作り主演
2007年:「アミューズ30周年記念オーディション」でファイナリスト(落選)
2008年:(推定)大阪府立池田高校入学、15歳、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」ファイナリストに選出
2009年:『仮面ライダーW』桐山漣とW主演、16歳、(推定)日出高校に転校
2010年:『ハンマーセッション!』 坂本洋平役
2011年:(推定)日出高校卒業、18歳、『ランナウェイ〜愛する君のために』加賀美瞬
2012年:トップコートに所属、『王様とボク』モリオ
2013年:『35歳の高校生』土屋正光、『共喰い』篠垣遠馬 、20歳
2015年:『ピンクとグレー』、『二十歳と一匹』藤原理人、『民王』武藤翔、『ちゃんぽん食べたか』主演、22歳
2016年:『セトウツミ』瀬戸役(池松壮亮とW主演)、『溺れるナイフ』小松菜奈とW主演、『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』
2017年:大河ドラマ『おんな城主 直虎』井伊直政 、『キセキ -あの日のソビト』松坂桃李とW主演、『帝一の國』帝一 、『火花』桐谷健太とW主演、『菅田将暉のオールナイトニッポン』、「見たこともない景色」でソロ歌手デビュー、24歳
2018年:『dele』真柴祐太郎、25歳
2019年:『3年A組-今から皆さんは、人質です』柊一颯、「まちがいさがし」配信(紅白歌合戦出場)
2020年:『糸』小松菜奈とW主演、27歳
2021年:『コントが始まる』高岩春斗、『花束みたいな恋をした』有村架純とW主演、『CUBE 一度入ったら、最後』後藤裕一、小松菜奈さんと結婚、28歳。
2022年:『ミステリと言う勿れ』久能整、『鎌倉殿の13人』源義経役、『百花』原田美枝子とW主演
2023年:『君たちはどう生きるか』青サギ / サギ男、30歳
2024年:『寄生獣 -ザ・グレイ』泉新一 、『Cloud クラウド』吉井良介、31歳
2025年:『グラスハート』真崎桐哉
その他、出演、受賞など多数
*略歴は当サイト独自のまとめであり、公式発表ではありません。略歴中の学校関係などに添えた年齢は、およそ誕生日を迎えた時点での「◯歳」を示しています。
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菅田将暉さんの出身高校は大阪府立池田高等学校
もはや菅田さんは、大阪府立池田高等学校のおもな出身者として知られています。
大阪府立池田高等学校
所在地:〒563-0022 大阪府池田市旭丘2丁目2−1
創立:1940年
同校は旧制中学時代は「大阪府立第十六中学校」という歴史ある高校です。新制度で1948年に現在名になりました。
大阪府立池田高等学校の部活で特に注目されるのが、アメリカンフットボール部です。
同部は旧制池田中学校時代の1946年に創部という歴史があり、菅田さんは、池田高校時代には、部活に属し、アメフトに熱中していたことが知られています。
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【大阪府立池田高等学校の大学合格実績】は、2021年度の場合、「スタデイ高校受験」によると以下となっています。
大阪大学6名
神戸大学4名
その他の国公立大学61名
関西大学 179名
関西学院大学 127名
近畿大学 310名 等々
近畿大学合格者310名というのには驚きましたが、池田高校の定員はおよそ360人とのこと。
また、池田高校の偏差値は「みんなの高校情報」によると63。大阪で著名な北野高校が76ということで、池田高校も有数の進学校であることが分かります。
全くの余談ながら、四国の徳島県にも「池田高校」があり、かつて、地方の公立高校が甲子園で活躍して一躍有名になったことがありました。
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菅生さんはこちらでアメフトをやってきたことが分かっていますが、しかし、結局は高2で辞めて上京することに・・
それはご本人も家族も、予想外の出来事だった模様。
オーディションに通って、芸能活動を将来の道の一つとしていたことは確かながら、当初は、大学にも進学し、やがては・・という程度でした。
上の略歴に戻ってみると、2008年に池田高校に入学し、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」にてファイナリストに選出され、その結果、正式契約ではなく『育成枠』のような形で、トップコートに入ることになったそうです。
まずは大阪で、関連の演技の学校があるから、そこで勉強して、大学進学とともに本格的に活動を始めるという、そんな予定だったとーー。
しかし、たまたまの休日に、父親の菅生新(すごうあらた)さんに付いて上京した折、たまたま「仮面ライダーW」のオーディションに飛び入り参加することになりました。
マネージャーさんが「せっかくだから、あいさつ回りというか、東京にいる2日間、いろいろなところに連れて行ってきます」と言ってくれて。
そこで東映に行ったら、たまたまオーディションをしていたので、飛び入り的に参加させてもらうことになり、決まったのが、なんと「仮面ライダーW」だったんです。
(https://news.yahoo.co.jp/byline/nakanishimasao/20180320-00082759 より)
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ということで、まだまだそんな予定でなかった時に、まさかのように「仮面ライダーW」に選出されてしまったのです。
毎週この時間に仮面ライダーWやってるから見てるけどまじでWすきだわ~
— AKI@モカおし!アニサマday1.2参加 (@AKI03_moka) July 25, 2022
しかもこのときの菅田将暉めっちゃかわいいw正直菅田将暉がここまで有名で人気になるなんていまでも驚きだし正直めっちゃ嬉しい!
今週の回は当時でさえないた😭
同時まだ小学生だったのか…(03)#菅田将暉#仮面ライダーW pic.twitter.com/qoyLi290aX
それは親子ともども、迷う、戸惑う選択だったかもしれません。
ちなみにちょうど同じ頃に『天装戦隊ゴセイジャー』主役に選出され、俳優への道を歩み始めたのが、千葉雄大さんでした。
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ただ、最後は「願ってもないチャンス」ということで、上京してライダーをやることを選びました。長男の住むアパートも僕が東京中歩き回って探して、一人暮らしをさせました。
(同上)
ということで、充実した池田高校時代ではあったのですが、高校2年の途中で辞めることになります。
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菅田将暉さんの転校先、日出高校
上記のように、上京して「ライダー」をやることになった菅生大将さんです。アパートで一人暮らしをしたわけですが、転校先の高校を、公式に明らかにしたわけではありません。
しかし、転校先は日出高校の通信制という情報が多数出ています。
その根拠は、トーク番組で本人がそう発言していた・・とか諸説あって伝聞系で、正直、確かなことは分からないのですが・・・
たとえば2018年ころのつぶやきでは・・
ウタコ@milkchocola21
そういや#菅田将暉ANN で太賀くんと菅田くんが同じ高校だったって言ってたけど、菅田くんて池田高校出身だよね!?太賀くんは東京都出身で日出高校らしいんだけど…ライダー時代の高校が太賀くんと同じ日出高校なのかな!? 誰か知ってる方教えて!! 2018年11月14日
つまり、仲野太賀さんと菅田将暉さんが同じ高校だった、仲野さんの出身高校は日出高校だったというもの。
それが2021年になると
R.@g_ak602
剛力彩芽ちゃん日出高校ってところらしい…!
ふっかの同級生豪華すぎない???
有村架純ちゃんに菅田将暉くんだよ?? 2021年9月16日
ということで、結論として断定できないながら、菅田将暉さんの東京での転校先は日出高校、そして通信制だったと考えられます。
日出高校つまり、現在の目黒日本大学高等学校が出身校とされます。
追記:情報が増えるにつれ、菅生新さんのコメントにも出ており、日出高校通信制の出身は確定されています。
日出高校(現:目黒日本大学高校)
所在地:東京都目黒区目黒1丁目6−15
日出高校の出身者は、大変多く、中でも菅田さんと共演が多く、仲がいいとされる仲野太賀さんや、『花束みたいな恋をした』でともに主演した有村架純さんも、また関西から来て日出高校に転校したという同じ立場。
さらに
有村架純さんが、1993年2月13日生まれ
菅田将暉さんが、1993年2月21日生まれ
ということで、ふつうの意味ではまさに同級生です。
もっとも、活動に忙しい高校生なので、かつ通信制なら、ふつうの感覚で高校生活をともにしていたとは思えないのですが・・
(日出高校の通信制については、よろしかったら上野樹里さんのページをご覧ください。現在「スタンダードクラス」と呼ばれるシステムと考えられます。)
そして、将暉さんの父親が話しているように・・・このエピソードに続きます。
高校も2年で東京に転校することになったんですが、ある日、先生から連絡があったんです。「レポートが出ていない」と。
そこで息子の家に行って「どういうことだ!仕事は仕事で大切やけど、学校もしっかりやると言うたやないか!」と人生初の平手打ちをしました。
転校先で、撮影にも忙しく、それを激しく激励しながら過ごしてきた菅生さん親子の日々でした。
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そんな生活の中で母親の好身さんが語っている次の言葉が印象的でした。
社会人はみんなそうだと思うんですけど、外では気も使うし、頭も下げる。これも、私が言ってしまうとダメなんでしょうけど、たぶん、息子はそこはできているから、お仕事がいただけているんだと思います。
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「それ」ができるために、好身さんは、父親が不在のときに子どもたちにこう言ってきたそうです。
「今、こうやってご飯を食べられているのはお父さんが頑張ってくれているからよ」というのを常に私が言うようにしていました。
なるほど・・・というご家庭でした。
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菅生大将さんは高校時代に数学が得意で好きだったことが分かっています。2015年12月のインタビューで、数学を好きになる秘けつは。
「RPGをクリアするように問題を解くこと」だそうです。
「まず多くの問題に取り組んで、自分の『数学経験値』をレベルアップさせる。基礎となる数式を覚え、足し算や掛け算といったアイテムをうまく使えば、問題という強敵を倒せます!
(https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/248 より)
何をやっても、一定レベル以上のものをクリアできそうな菅田さん。
数学の前に、アメフトについても、「ボールを投げ過ぎて右腕が動かなくなるくらい、試合に勝つために本気で練習に打ち込んでいました」と語っていました。
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菅田将暉さんの出身地、大阪の箕面市と出身小学校、出身中学校
ここで時間を遡ると、菅田さんは大阪府の箕面市の出身です。
一説に「中学時代から大阪でモテて」と言われていますが、本人のコメントとしては、2016年の林真理子さんとの対談で「あ、それはウソです。僕、箕面市内で生まれてるんで、大阪市内では誰も僕のことを知らなかったです」とのこと。
そして騒がれるようになったのは、高1のときだそうです。
中2、中3ぐらいのときにけっこうスカウトがあって、何度かオーディションとかに呼ばれたんです。好奇心旺盛でしたし、ドラマも好きでしたし。
でもそれが実を結ぶこともなく、ふつうに受験して高校に入ったんです。
・・(中略)・・
「ジュノンボーイってすげえ」となって、友達とみんなで応募したんです。「誰か1人でも残ったらすごいな」と言って。そして今に至ります。
(https://dot.asahi.com/wa/2016060700131.html?page=1 より)
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つまり中学時代にスカウトされていたのは、やはり事実。
その「中学」については、たくさんの情報があり、菅生さんの出身中学は「箕面(みのお)市立第一中学校」であると伝えています。
というよりネット上には「箕面一中出身」と聞いてからのツイートなどがたくさん存在します。ちょっとカオス。
要点だけ引用するとたとえば・・
川島むー @ochamatsuri
箕面のミスドは1号店なのだよ。いま、ミスドのCMに出ているのは菅田将暉君。箕面出身。しかも、箕面一中。てことは、彼も子供の頃、この1号店のドーナツを食べていたのかな。
梅澤紀子・Noriko Umezawa@plum_blossoms
上島市長のコーナーのイチオシスケジュール、0100(ゼロヒャク)ダンスは、振付家・南流石さんによる振り付けで、箕面一中出身・菅田将暉さんの楽曲を使用する、0歳から100歳まで踊れるダンスです💃🕺
✨undercover@syk1514
箕面一中のファッション番長菅田将暉
などなど・・ですが、しかし、箕面一中同窓会「青嵐会」という半ば公式のところも以下のように示していました。
箕面一中同窓会「青嵐会」@Seirankai_M1JHS
明日8/1(水)19:45スタートの「KIBO 宇宙放送局 開局特番」に箕面一中同窓生の菅田将暉さんがクルーとして出演されます。公式WEBサイトやYouTube、BSスカパーで配信されます。
菅田将暉さんを応援しながら宇宙へと思いを広げてみませんか。
2020年8月11日
このように箕面一中の出身であることは間違いないようですし、すでに主な卒業生 としても名前が載せられています。
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菅田将暉さんの出身中学:箕面市立第一中学校
所在地:大阪府箕面市新稲3丁目2−1
創立:1947年
現在名になったのは1968年のことです。
箕面市立第一中学校の場所というより、箕面(みのお)市はどこにあるか、ということが気になります。
箕面市は、大阪府の中でも、高槻市や川西市のように、かなり北の方に位置する市で、その中で「第一」付けられるような、歴史ある中学ということが分かります。
そして仮に最寄り駅と思われる「箕面」駅から「大阪梅田」駅まで行くことを試算すると、阪急電鉄でおよそ30分という距離でした。
あらためて、高校は箕面市の隣の池田市の、池田高校が距離的にも自然な関係だったことが分かります。
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出身の小学校ですが、箕面市立第一中学校には、箕面市立箕面小学校の児童と、箕面市立西小学校の児童が通学することが分かっています。
よっておよそ、このどちらかが菅生大将さんの出身小学校と考えられます。「思い出こみゅ」では箕面市立西小学校とされおり、そう伝えるサイトも多いようです。
菅田将暉さんの出身小学校:箕面市立西小学校
所在地:大阪府箕面市新稲3丁目12−2
設立:1965年
じつは上記の第一中学校とは、こちらの西小学校は八幡太神社などを挟んですぐ隣接するくらいの関係。
いずれにしても、この一帯で少年の頃の大将さんは過ごしておられたことでしょう。あらためて、この地域の少年が、どこでスカウトされたのか? やはり目立った中学生だったのでは? とも思わされます。
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小学校、中学時代の将暉さん(菅生大将さん)はどんな少年だったでしょうか?
中学時代には、上の略歴に記したように、中2の文化祭で自らシナリオを作り、ちびまる子ちゃんがタイムスリップしたという設定で、「はなわ君」の役をやったとのこと。
さらに、梅田あたりで度々スカウトされたとのこと。上記の『両親で初めて明かす息子への・・』のなかの父親、菅生新(すごうあらた)さんのテキストです。
その頃になると、ちょいちょい、大阪・梅田のナビオ前とかで声をかけられて、スカウトの名刺をもらってくるようにはなっていました。
そこでなんとなく「あ、芸能界というところもあるんだな…」と思ったのか、靴の「ABCマート」の店内に貼ってあった大手芸能事務所のオーディションに興味を持って受けに行ってました。
そして、母親の菅生好身(すごうよしみ)さんによると、3人兄妹の長男として弟たちに優しい、お兄ちゃんだったとのこと。兄弟喧嘩も見たことがないそうです。
ちなみに長男の大将さんと次男は4学年、さらに長男と三男は7学年離れているそうーー。小学校2年くらいのときに下の弟さんが生まれたということ。
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中学に入った頃、テスト期間中のことでした。夜、ふと寝室を見に行ったら、長男が右手に教科書を持ってテスト勉強をしながら、左手で三男をなでて寝かしつけていたんです。
そんな優しいお兄さんで、かつ、やはりモテていたそうです。
小中学校の時、うちに友だちが遊びに来る時は、たいてい男女数人で来て、みんなでワイワイする感じでしたけど、いろいろなお母さん方に聞くと「しっかりモテてたわよ!」と
さらに3人とも家での出産なので、長男である大将さん弟たちの出産を一部始終見てきたとのこと。
(画像はhttps://news.yahoo.co.jp/byline/nakanishimasao/20180320-00082759 より)
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菅田将暉さんの出身大学はなし(早稲田大学を志望していた?)
以上のように、地元の中学から地元の公立高校に進学した後、日出高校に転校したと考えられる菅田さんですが、俳優としての活動に、すでに専念しており、大学には進学していません。
ご本人が明らかにしているテキストを見たことはありません が、志望先として早稲田大学ということを父親の新さんはコメントしていました。
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幸い、長男は地元の進学校に行っていて、その中でも成績がよかったし、僕のイメージでは早稲田大学に行って、大学に行きながら芸能活動もやる。そんな感じだと思っていました。
僕は経済人だし、リスクヘッジというか、しっかりと大学にも行かせたかったし、大学を卒業するまでに芽が出なかったら、就職するということを考えていた。それが、いきなり「ライダー」。
ということで、ご本人も(たとえば)早稲田・・というようなイメージを持っておられたのでしょう。
偏差値の意味だけでなく、広い意味で「賢さ」が感じられる将暉さんなので、仮に芸能活動を早くに始めなかったら、そういう可能性は充分にあったようです。
高い学力を持ちながらあえて芸能活動を優先した経緯は、人気俳優の佐藤健さんも・・。お二人にはそんな空気感が漂う気がします。田中圭さんも。
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もう一度、冒頭の略歴を振り返ってみると、東京に移動して芸能活動を始めたのが16歳のときで、20代にして、かなりの重層的な経歴を持っています。
私見ながら・・2013年の『35歳の高校生』を見た時、未だ知らなかった菅田さんの演技が衝撃的でした。
米倉涼子さんが35歳にして高校生になるというスゴイ物語ですが、このときも「3年A組の生徒」たちがいました。
男子のスクールカーストで、1軍男子グループのリーダー格だったのが、将暉さんの演じる土屋正光で、この少年が米倉さんを追い詰めるセリフの鋭さと演技力があまりに怖くて、当時、妙に印象に残りました。
あとから、あの時の高校生役が菅田さんだったと、諸々のドラマを観て思い出したものです。要するに高校生役なのに、凄い演技をする人がいる・・と思ったということ。
2013年放送の35歳の高校生というドラマで3年a組の生徒役として出演していた菅田将暉が6年後、今度は三年a組の教師として出演してるのすごいよなぁ…#3年A組 #今から皆さんは人質です pic.twitter.com/6RI6LDVHsX
— ピュアトトロ@家系YouTuber (@tohoku_68) February 3, 2019
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音楽の活動も含めると、切りが無いほどの広がりを持っています。
ちなみに母親の菅生好身さんが2021年の11月に 『3兄弟のあしあと 才能の芽を育んだ菅生家の子育て記』を著しています。父親の菅生新さんも、自らがアルバイト俳優をしていたという、どこか、マスコミへの扉が開いている感のあるご家庭です。新さんも『スゴー家の人々 〜自叙伝的 子育て奮戦記〜』を2017年に出版。
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2020年に公開された『糸』で共演した小松菜奈さんと、2021年に結婚したわけですが、二人は「私達は、戦友であり、心の支えであり、これからは家族になります」とのメッセージを発しました。
「糸」はご存知、中島みゆきさんの名曲。
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『花束みたいな恋をした』を2022年になって観ました(個人の感想)。
W主演の有村架純さんも、菅田さんもともに、他のドラマに比べて素のままの姿のような印象でした。もちろん実際は違うでしょう。しかし坂元ドラマにしては、各々の背景に何かを背負っているというより、良い意味で街で見かけるふつうの大学生のふつうの成り行きが描かれたような気がしました。ご本人がどう思っておられるか興味深いですが・・
『鎌倉殿の13人』ではご存知、義経を演じたわけですが、初めて登場した菅田将暉さんよる義経には、正直驚きました。というより、えっ?この感じの義経でいいの? と思ったのですが、さすが三谷幸喜さんの脚本。そして菅田さんの演技とで、だんだん納得させられてしまった、というのが今回の感想です。
『鎌倉殿の13人』で意外と初共演だったのが中川大志さん。中川さんは将暉さんが大好きだそうです。どちらも秀逸な人材。
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まだまだ、躍進が続きます。『百花』も期待のうちに公開されました。
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以上、簡単ですが、今をときめく菅田将暉さんの出身校について、でした。